【ソウル聯合ニュース】海外交流事業を担う政府系機関、韓国国際交流財団(KF)が10日までに発刊した113カ国・地域の韓流関連情報をまとめた2018年版「地球村韓流現況」によると、18年12月現在、世界には1843の韓流同好会があり、これらの所属会員数は計8919万人と集計された。前年の17年(7312万人)に比べ1607万人増加した。17年(前年比約1400万人増)と18年の増加傾向が続けば、20年には1億人を突破すると期待される。
同好会の所属会員数を大陸別に見ると、アジア・オセアニアが7059万人、アメリカが1180万人、欧州が657万人、アフリカ・中東が23万人。KFは歌手や俳優など韓国芸能人のファンクラブ、韓国文化や韓国料理、テコンドーの同好会、大学の韓国文化サークルなどを韓流同好会とみなしている。
昨年の韓流ファン急増は、男性アイドルグループのBTS(防弾少年団)の活躍がけん引したと分析される。BTSは米ビルボードのメインアルバムチャートで1位を獲得するなど、国内外で旋風を巻き起こした。世界のポップミュージックの中心地である米国でK―POPの価値を証明し、韓国の音楽とポップカルチャーに対する米国人の関心を喚起したとKFは評価している。
韓流コンテンツの消費で世界1位となっている日本では韓流ファンが30万人台と約3倍に増え、日本の嫌韓ムードを懸念する韓流産業従事者たちを喜ばせた。
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