「サッカーは生死がかかった問題だと思っている人もいるが、そういう姿勢には本当にがっかりだ。確信を持って言うが、サッカーは生き死によりもはるかに重要な問題だ」
イングランドのサッカーチーム、リバプールの名監督ビル・シャンクリーの言葉だ。「サッカーは戦争」と考える悲壮な覚悟を物語る名言として伝えられている。
24日午後7時、日本の鹿島アントラーズとアジア・サッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦(水原ワールドカップ・スタジアム)に臨む水原サムスン・ブルーウィングスの選手たちやファンたちの気持ちはまさにこの言葉通りだろう。水原は3日の第1戦(茨城県立カシマサッカースタジアム)で2−3と逆転負けした。第2戦でひっくり返せなければ、2002年以来16年ぶりとなるアジア覇者奪還も水の泡になる。
水原は第1戦の敗戦後3週間にわたり復讐(ふくしゅう)の刃(やいば)を研いできた。負けも負けだが、そうでなくても熱くなっている選手たちにとって「頭突き事件」が火に油を注いだ。
第1戦前半の終盤、水原が2−1とリードしていた場面だった。鹿島の韓国人GKクォン・スンテ(34)がもみ合った水原のイム・サンヒョプに突然蹴りを入れ、頭突きをしてきた。当然「退場」になるかと思われたが、審判は警告を与えただけで、水原は逆転負けした。
クォン・スンテは後に謝罪したが、頭突き後にあざ笑うかのように笑みを浮かべて頭を振る姿や、試合後に「(水原が)韓国のチームだから負けたくなかった」と話していたことなどが広まり、水原だけでなく韓国のサポーターたちの共通の「敵」になった。
水原のサポーターたちはまず、応援でクォン・スンテら鹿島の選手たちを制圧しようと一致団結している。サポーターたちのサイトでは「第2戦を見るために早々に有給休暇を取った」「会社の後輩も連れて行って応援に力を入れる」などの書き込みが相次いで寄せられている。
異例なことに、ほかのKリーグ(韓国プロサッカー)チームのサポーターまで水原を応援する現象も起こっている。水原の選手たちは決勝進出で復讐を果たそうと心に誓った。水原の徐正源(ソ・ジョンウォン)監督は23日、「攻撃に重点を置き、すべてをつぎ込む。こん身の力を尽くす」と語った。イム・サンヒョプは「韓国代表という責任感をもって必ず勝つ」と言った。鹿島側も熱い。サポーターが500人以上、水原に応援しにやって来る。スタジアムに来る日本の報道陣も20人を上回るものと予想される。
(後略:試合の予想)
イ・テドン記者
ソース:朝鮮日報/朝鮮日報日本語版<サッカー:鹿島GKの頭突きで遺恨、ホームで雪辱期す水原>
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/10/24/2018102400697.html
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