http://www.sanspo.com/soccer/news/20180409/jpn18040921330024-n1.html
日本サッカー協会は9日、東京都内で記者会見を行い、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)を解任したと発表した。後任には西野朗技術委員長(63)が就任。6月14日開幕のW杯ロシア大会まで約2カ月でのチーム再建を託された。突然の監督交代劇に、韓国メディアも相次いで速報した。
W杯出場権獲得後も結果が出ないハリル・ジャパンに振るわれた大なた。中央日報電子版は、昨年12月の東アジアE−1選手権で韓国に敗れたことに触れ、「昨年末には韓国に1−4と大敗し、プライドにも傷を負った」と伝えた。韓国紙スポーツ・ソウル電子版は「韓国に1−4と惨敗したあとで解任を検討したが、留任した」と報じた上で、「W杯開幕をわずか2カ月後に控え、ハリルホジッチ監督を更迭する衝撃措置を断行する」と掲載した。
一方、スポーツサイト「スポータルコリア」は「日本のショック療法」と表現した。西野氏の監督就任を「国内派が最善の答え」と評価し、「日本選手団の一人一人の特性はもちろん、チームシステムをよく分かっている点で、早くW杯本戦へ準備するのにあたり、試行錯誤を最小化できる」と分析。さらには「ハリルホジッチ監督との不和が伝えられていた選手たちが大挙(代表に)復帰する可能性が高い」とも報じた。