【まとめ】
・朝鮮総連からの根回しにより出演NGになった4名の有識者がいるとのスクープがかつて週刊誌に掲載。
・その朝鮮総連のテレビ報道介入について、故・三宅 博議員が国会で追及を行った。
・映像料や北朝鮮取材料などの徴収問題は、朝鮮総連サッカー協会とも大きく関わっている。
■朝鮮総連のテレビ報道介入に対する三宅議員による国会での追及
この事態を深刻にとらえた三宅博議員(当時、日本維新の会)は、朝鮮総連の報道介入問題を国会に持ち込んだ。国会での三宅博議員の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」での質問(2014/5/9 PM3:17から)は以下の通りだ。
委員長:三宅君。
三宅博議員:「日本維新の会」の三宅博でございます。拉致問題について質問させていただきたいと思います。
まずはじめにですね、日本維新の会に与えられた時間は合計で35分間、事前に私が申し上げているのは、私、三宅博が20分で、田村さんが15分ということなんですが、若干私のほうが延びるかもわからないので、ご諒解をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
朝鮮総連の報道機関に対する圧力、この問題についてお聞きしたいのですけども。
今年の2月13日付週刊新潮で、ここで「朝鮮総連が出演NG根回しで、画面から消えた4人の有識者」という資料を皆さんにもお渡ししていますが、この朝鮮総連がですね、まあ言ってみれば、報道機関に対して圧力をかけているということなんですね。
これはね、あの単に週刊誌の記事を読んで、私がそのまま受け売りしているのではないんですよ。当事者の人に私はお会いして聞いたんです、確かめたんです。
あのー、これはね、この記事のなかでも書いてますけど、その4人というのは、関西大学の李英和(リ・ヨンファ)教授、デイリーNKの高英起(コ・ヨンギ)東京支局長、それからコリア国際研究所の朴斗鎮(パク・トゥジン)所長、そしてアジアプレスの石丸次郎記者、この4名をテレビに出すな、
と言ってどうも朝鮮総連のほうの徐局長が、各メディアに圧力をかけているという記事なんですね。
どうもテレビ局は、報道機関は、この圧力に屈伏してこういった方々、指名された4人の方々をテレビに出していないようなんですね。これは、報道機関の使命と責任からしてゆゆしき問題じゃないかなあと私自身は考えております。
でね、えー、パク・トゥジンさんですね、コリア国際研究所のパク・トゥジンさんですね、この人にお会いして資料もいただいたんですけでも、2013年に主にフジテレビ系列で彼はいろいろと取材を受けたり出演したりということで1年間にテレビ出演・録画・監修等83回も取材を受けているのですね。
ところが13年の後半からバサッと途絶えてきたと、2014年からは全面出演停止措置が取られたというふうなことなんですね。常連だった「新報道2001」も出れなくなったということなんですね。今年の4カ月で生出演は2件、ほとんどが電話取材、それも用いられることがないということなんですね。
パク所長がフジテレビに問い合わせたんですね。問い合わせたところ、「朝鮮総連からの圧力で出演させることができない」という風におっしゃったと、パクさんから教えていただきました。このことをお聞きになって、いかがお思いになりますか? これ本来はですね放送法のこともありますんで総務省ということなんですけども、はい。
委員長:藤川(ふじかわ)総務大臣政務官
藤川政人総務大臣政務官:えー、ご指摘の件についてお答させていただきます。初めてお聞きしたお話でもございますし、事実関係を承知していないということから、コメントは申し訳ないですけれども差し控えさせていただきたいと存じますが、
ただ、先生おっしゃる放送事業者の取材・番組制作についての事項につきましては、番組事業者の個別の取材、番組制作の関わる事項について政府として承知する立場にはございません。
委員長:三宅君
三宅博議員:お応えできなかったら、私が事実をお話ししますので、答えていただけなかったら結構です。
http://japan-indepth.jp/?p=36814
(>>2以降に続く)
・朝鮮総連からの根回しにより出演NGになった4名の有識者がいるとのスクープがかつて週刊誌に掲載。
・その朝鮮総連のテレビ報道介入について、故・三宅 博議員が国会で追及を行った。
・映像料や北朝鮮取材料などの徴収問題は、朝鮮総連サッカー協会とも大きく関わっている。
■朝鮮総連のテレビ報道介入に対する三宅議員による国会での追及
この事態を深刻にとらえた三宅博議員(当時、日本維新の会)は、朝鮮総連の報道介入問題を国会に持ち込んだ。国会での三宅博議員の「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」での質問(2014/5/9 PM3:17から)は以下の通りだ。
委員長:三宅君。
三宅博議員:「日本維新の会」の三宅博でございます。拉致問題について質問させていただきたいと思います。
まずはじめにですね、日本維新の会に与えられた時間は合計で35分間、事前に私が申し上げているのは、私、三宅博が20分で、田村さんが15分ということなんですが、若干私のほうが延びるかもわからないので、ご諒解をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
朝鮮総連の報道機関に対する圧力、この問題についてお聞きしたいのですけども。
今年の2月13日付週刊新潮で、ここで「朝鮮総連が出演NG根回しで、画面から消えた4人の有識者」という資料を皆さんにもお渡ししていますが、この朝鮮総連がですね、まあ言ってみれば、報道機関に対して圧力をかけているということなんですね。
これはね、あの単に週刊誌の記事を読んで、私がそのまま受け売りしているのではないんですよ。当事者の人に私はお会いして聞いたんです、確かめたんです。
あのー、これはね、この記事のなかでも書いてますけど、その4人というのは、関西大学の李英和(リ・ヨンファ)教授、デイリーNKの高英起(コ・ヨンギ)東京支局長、それからコリア国際研究所の朴斗鎮(パク・トゥジン)所長、そしてアジアプレスの石丸次郎記者、この4名をテレビに出すな、
と言ってどうも朝鮮総連のほうの徐局長が、各メディアに圧力をかけているという記事なんですね。
どうもテレビ局は、報道機関は、この圧力に屈伏してこういった方々、指名された4人の方々をテレビに出していないようなんですね。これは、報道機関の使命と責任からしてゆゆしき問題じゃないかなあと私自身は考えております。
でね、えー、パク・トゥジンさんですね、コリア国際研究所のパク・トゥジンさんですね、この人にお会いして資料もいただいたんですけでも、2013年に主にフジテレビ系列で彼はいろいろと取材を受けたり出演したりということで1年間にテレビ出演・録画・監修等83回も取材を受けているのですね。
ところが13年の後半からバサッと途絶えてきたと、2014年からは全面出演停止措置が取られたというふうなことなんですね。常連だった「新報道2001」も出れなくなったということなんですね。今年の4カ月で生出演は2件、ほとんどが電話取材、それも用いられることがないということなんですね。
パク所長がフジテレビに問い合わせたんですね。問い合わせたところ、「朝鮮総連からの圧力で出演させることができない」という風におっしゃったと、パクさんから教えていただきました。このことをお聞きになって、いかがお思いになりますか? これ本来はですね放送法のこともありますんで総務省ということなんですけども、はい。
委員長:藤川(ふじかわ)総務大臣政務官
藤川政人総務大臣政務官:えー、ご指摘の件についてお答させていただきます。初めてお聞きしたお話でもございますし、事実関係を承知していないということから、コメントは申し訳ないですけれども差し控えさせていただきたいと存じますが、
ただ、先生おっしゃる放送事業者の取材・番組制作についての事項につきましては、番組事業者の個別の取材、番組制作の関わる事項について政府として承知する立場にはございません。
委員長:三宅君
三宅博議員:お応えできなかったら、私が事実をお話ししますので、答えていただけなかったら結構です。
http://japan-indepth.jp/?p=36814
(>>2以降に続く)