【ソウル聯合ニュース】アルミ・銅製品などで品質検査データの不正が発覚した神戸製鋼所の製品を韓国の現代自動車グループが2車種で使用していたことが13日、明らかになった。
現代の関係者によると、車両の軽量化のため、エコカー専用車「アイオニック」と子会社である起亜自動車のクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「ニロ(NIRO)」に神戸製鋼所のアルミが使用されたという。
ただ、現代側は安全性には問題ないとの立場だ。
現代の関係者は「アイオニックとニロは衝突テストなどを経て安全基準を満たした状態で発売された」とし、欧州で実施されている自動車安全テストの「ユーロNCAP」でアイオニックは五つ星、ニロは四つ星を受けており、最高の安全性を認められていると強調した。
また「現在、正確な状況を判断するために精密テストを進めている」と説明した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/13/2017101303393.html