駐新潟韓国総領事館が主催する日本と韓国の交流イベント「韓国映画祭2017」が9月23日に開幕し、28日まで計4日間にわたり新潟市中央区のクロスパルにいがた映像ホールで日韓の3作品が上映される。観覧無料。
韓国の食や芸能文化の紹介を通じて両国の交流を深める「第2回日韓ハンガウィ祭りin新潟」の関連事業として行われる。上映日は23、24、27、28日。ハンガウィは韓国の旧盆を意味する祝日。
24日を除く3日間に上映されるドキュメンタリー映画「かけはし」(中村柊斗(しゅうと)監督)は、平成13年に東京・JR新大久保駅のホームから転落した日本人男性を助けようとして亡くなった韓国人留学生、イ・スヒョンさん=当時(26)=の人生と、息子の遺志を継いだ両親の姿を追った日本作品。
23日の上映後には「ゲストトーク」が催され、企画・製作・統括プロデューサーの中村里美氏と、音楽などを手掛けた伊藤茂利氏が映画化の理由を語る。
24、27の両日にはスキージャンプチームの実話を基にしたハ・ジョンウさん主演の映画「国家代表!?」(キム・ヨンファ監督)、24日と28日には朝鮮戦争にまつわる実話を映画化した「戦場のメロディ」(イ・ハン監督)が上映される。この作品では児童合唱団の結成を目指す兵士をイム・シワンさんが演じる。
23日の上映とゲストトークは事前の申し込みが必要。
http://www.sankei.com/region/news/170831/rgn1708310013-n1.html