衆院安全保障委員会と参院外交防衛委員会は30日午後の閉会中審査でそれぞれ「北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議」を全会一致で採択した。
両院とも、29日に発射されたミサイルが北海道上空を通過して太平洋に落下したことを「これまでにない深刻かつ重大な脅威」だと指摘。核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮の挑発行動を強く非難した。
今回のミサイル発射が累次の国連安全保障理事会決議や日朝平壌宣言に違反していると強調。「国際社会は、結束した外交努力を展開し、平和的解決を模索すべきである」と訴えた。
日本政府に米国や韓国など各国との連携を促し、「北朝鮮に対する一層厳格な措置」や「我が国独自の制裁の徹底及び強化」を求めた。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H42_Q7A830C1000000/
北ミサイル発射に抗議、決議採択…閉会中審査
衆院安全保障委員会の閉会中審査が30日開かれ、北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことに対し、「我が国の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」などと抗議する決議を、全会一致で採択した。
決議は、ミサイル発射を「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と位置づけたほか、政府に対し、米国や韓国などと緊密に連携し、北朝鮮への圧力を強化するよう求めた。
河野外相は委員会で、北朝鮮による昨年以降の核実験や弾道ミサイル発射の費用を「200億円は下回らない」と指摘。
国連安全保障理事会が今月5日に採択した、北朝鮮による石炭輸出を全面禁止する決議について、「履行すれば10億ドル以上の外資を絶つことができる。ミサイル・核の原資を絶つことが大事だ」と強調した。
小野寺防衛相は、北朝鮮の朝鮮中央通信が弾道ミサイルは中距離弾道ミサイル「火星12」だったと報じたことに触れ、「今回発射したのは、形状が類似していることから、『火星12』型だった」との見解を示した。
参院外交防衛委員会の閉会中審査も30日行われ、同様の決議を全会一致で採択した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170830-OYT1T50092.html
両院とも、29日に発射されたミサイルが北海道上空を通過して太平洋に落下したことを「これまでにない深刻かつ重大な脅威」だと指摘。核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮の挑発行動を強く非難した。
今回のミサイル発射が累次の国連安全保障理事会決議や日朝平壌宣言に違反していると強調。「国際社会は、結束した外交努力を展開し、平和的解決を模索すべきである」と訴えた。
日本政府に米国や韓国など各国との連携を促し、「北朝鮮に対する一層厳格な措置」や「我が国独自の制裁の徹底及び強化」を求めた。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H42_Q7A830C1000000/
北ミサイル発射に抗議、決議採択…閉会中審査
衆院安全保障委員会の閉会中審査が30日開かれ、北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことに対し、「我が国の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」などと抗議する決議を、全会一致で採択した。
決議は、ミサイル発射を「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と位置づけたほか、政府に対し、米国や韓国などと緊密に連携し、北朝鮮への圧力を強化するよう求めた。
河野外相は委員会で、北朝鮮による昨年以降の核実験や弾道ミサイル発射の費用を「200億円は下回らない」と指摘。
国連安全保障理事会が今月5日に採択した、北朝鮮による石炭輸出を全面禁止する決議について、「履行すれば10億ドル以上の外資を絶つことができる。ミサイル・核の原資を絶つことが大事だ」と強調した。
小野寺防衛相は、北朝鮮の朝鮮中央通信が弾道ミサイルは中距離弾道ミサイル「火星12」だったと報じたことに触れ、「今回発射したのは、形状が類似していることから、『火星12』型だった」との見解を示した。
参院外交防衛委員会の閉会中審査も30日行われ、同様の決議を全会一致で採択した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170830-OYT1T50092.html