【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、青瓦台(大統領府)で米国のエド・ロイス下院外交委員長(共和党)ら5人の下院議員と会談し、北朝鮮問題で韓国の立場を支持していることに謝意を表明した。
また、中国に対し、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備を受けた韓国への報復措置を中止するよう求めたことにも感謝の意を伝え、「機会があれば米議会を訪問し、演説したい」と述べた。
ロイス氏は米政界の代表的な「知韓派」として知られ、北朝鮮への制裁を強化する法案づくりを主導するなど、北朝鮮の核問題に大きな関心を示してきた。
ロイス氏は「北東アジアで米韓関係が米国の礎であることを強調したい」として、「私の目標は米韓がさらに緊密に協力すること」と力説。
トランプ大統領が再交渉を求める韓国との自由貿易協定(FTA)について、「一層成長できるよう見直すところがあれば見直すとしても、さらに多くの機会を創出して投資と経済的な活動ができるよう米韓FTAを強化したい」と述べた。
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ロイス委員長(左から3人目)と握手を交わす文大統領=28日、ソウル(聯合ニュース)