2017年8月27日、英・グラスゴーでバドミントン世界選手権女子シングルスの決勝が行われ、日本の奥原希望が金メダルを獲得した。日本勢の世界選手権での金メダルは40年ぶりで、女子シングルスの金メダルは五輪を含め初の快挙。
奥原の優勝は中国でも速報が伝えられ、ネットには数多くのコメントが寄せられている。
中国メディアによると中国は今大会で4人の選手が女子シングルスにエントリーしたが、最も良い成績が4強だった。バドミントンの強豪国でもある中国だが、世界選手権の同種目の金メダルは4大会連続で無縁となっている。
中国ネットでは、「身長差20センチ以上という不利な状況な中で奥原が勝てたのは確かな技術があったから」「まさに精神力の戦いだった。日本の奥原希望や山口茜といった女子選手は本当によく走る。敬服してしまうほどだ。彼女らは体格にこそ恵まれていないが、地獄のような練習をこなし快挙を成し遂げている。
一方の中国女子選手はすぐに体力が切れてしまう。反省すべき」と奥原の金メダルを祝福する声やあきらめない姿勢を称える声が大半を占めた。
一方で、「バドミントンは中国が得意としているスポーツ。だが、衰退しているのが現状だ」「女子シングルスの決勝は素晴らしい一戦だった。2人とも精神力だけで最後まで立っていたと思う。中国の女性選手はすでに劣っている」と中国人選手の低迷を嘆く声も多く聞かれた。(翻訳・編集/内山)
http://www.recordchina.co.jp/b188734-s0-c50.html
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