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2017/08/25(金) 23:27:40.29ID:CAP_USER関東大震災に関わる虐殺事件を日本人は風化させてはならない。
山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
8月24日 東京新聞一面に大見出しで掲載。9月1日に行われる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を小池知事が断った。
これまで歴代の知事は応じてきた。これに対して主催者団体は「震災時に朝鮮人が虐殺された史実の否定にも繋がりかねない判断」と、近く抗議するとある。
この記事を見た率直な感想は、小池知事が自分で考えて選択したことに、何ら違和感を覚えない。これまでの知事の思想や言動からして当然の帰結であろうと思った。
その布石はすでに昨年9月8日に朝鮮学校への補助金停止継続を打ち出していることからも分かる。
要するに朝鮮人を蔑視し、敵視する日本会議やネトウヨの思考と一致するのである。
知事の判断は安倍政権を後ろ盾に排外的な言動をしている人たちと本質的に変わらないのではないか。
「暴徒化した朝鮮人への正当防衛だった」など歴史を捻じ曲げた恥ずべき言動。当時の警察や軍人などによって作られた流言飛語を信じた愚をまた繰り返すとしたら、もはやなにをかいわんや。
当時の軍や警察がどれほどの残虐行為をしたか、亀戸事件を決して忘れてはならない。朝鮮人虐殺だけではなく、日本人も同じように殺された。
朝鮮人虐殺の混乱に乗じて、日頃警察と労働争議など対立関係にあった社会主義者川合義虎、平沢計七など10名が亀戸警察署内で虐殺された。
勇胆な平沢計七(33)は殺される瞬間、憲兵に向かって自分の額を指先し、「ここを撃て」と言ったという。
関東大震災に関わる虐殺事件を日本人は風化させてはならない。
http://www.labornetjp.org/news/2017/1503666911238staff01