2017年8月21日、中国メディア・環球網の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)公式アカウントは、「中国の高速鉄道は速度アップすると運賃も上がるのか」との記事を掲載した。
中国では9月21日、時速350キロで走行する新型高速鉄道車両「復興号」が運行を始める。北京-上海間を約4時間半で結び、現在最速の列車と比べて移動時間が20分短くなる。
当局の責任者は値上げは当面しないと話していたが、実際には運賃が値上げされる可能性は高いと予想されている。
記事は「20分短縮して値上げするなら、20分遅延したらその分を補償してくれるのか」と、運賃の値上げに否定的な見方を示している。
この報道に、中国のネットユーザーからさまざまな意見が寄せられている。
「今だって飛行機よりも運賃が高いのに」
「改革発展の成果とは国民に恩恵をもたらすことのはずなのに、なぜ値上げ!?」
「値上げしようがしまいが、どのみち自分には無縁の乗り物だけどね…」
「運賃値上げしないと、建設費用が賄えない」
「日本や欧州と比べれば安いだろう?。とはいえ、それでも建設費かけすぎ、運賃も高すぎだ」
「時間に正確というのも高速鉄道の利点だと言える」
「それほど正確でもない。1時着のはずが着いたのは5時だったぞ…」
「自分が乗った時にはまだ遅延したことない」
「高速鉄道にはよく乗るけど、遅延するのが当たり前になっているよ」
「10分や20分でがたがた言うな。列車なんて1時間とか何時間とか遅れるのが当たり前だ」(翻訳・編集/岡田)
http://www.recordchina.co.jp/b184549-s0-c60.html
写真は南京の高速鉄道駅。