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2017/08/18(金) 19:36:16.63ID:CAP_USERさらに、長雨は途絶えながらも20日頃まで続く見込みだという。何かがおかしい――そう考えている読者も多いのではないだろうか。
実は、このような異常気象について、中国で深刻化しているPM2.5などによる大気汚染の影響ではないかとする学説がある。
さらに陰謀論者の間では、中国の大気汚染と周辺諸国への影響自体が、同国による“気象操作”という大いなる野望の一環だとする指摘もあるようだ。それらが事実かどうか、真剣に検討してみたい。
■長雨で日本経済にも大打撃か!?
さて、関東地方の長雨は、多くの人々の夏休みの計画にも深刻な打撃を与えている。筆者個人としては、子どもを連れてプールや花火を目当てに遊園地へ行きたいのに、8月に入ってから週末はいつも悪天候。予定を延期せざるを得ない状況が続いているのだ。
この調子では、夏休み最後の週末も悪天候で、機会を逸してしまうのではないかと気が気でない。最近の気候は、まるで早々に夏が終わり、気温も下がって雨の日が続く秋雨の到来、もしくは梅雨の戻りといった趣だ。
そもそも6月の時点で、気象庁による3カ月予報では、今年の夏は「スーパー猛暑」となることが予測されていたはず。それにもかかわらず、この有様だ。日照不足によって野菜の価格にも影響が現れはじめており、この1週間でキュウリやネギの卸売価格が6割も上昇している。
■中国の大気汚染が日本の気象を狂わせている
では、本題に入ろう。中国での大気汚染が周辺国の気象に影響を与えるという説だが、かなり信憑性が高い。
というのも2014年4月、米・カリフォルニア工科大学らの研究チームが、「中国の北京などで深刻化する微小粒子状物質(PM2.5など)による大気汚染が、北半球上で異常な巨大嵐、大量降雨、大寒波などの気候変動の原因になっている」とする研究論文を全米科学アカデミーに提出したのだ。
同論文の著者であり、米カリフォルニア工科大学ジェット推進研究所のユアン・ワン研究員によると、北半球の分厚く巨大な雲や豪雨・嵐は、大気汚染の結果として生み出されるケースが多いのだという。
中国をはじめ、インドなどの新興国における排気ガスの増加などによって、大気中を浮遊する粒子状物質であるエアロゾルなどが生成され、これが大量の雲を生み出し、さらに巨大な嵐につながるという。
よくよく考えてみると、日本では今年、関東地方の長雨のみならず7月には九州北部で記録的集中豪雨が発生し、甚大な被害をもたらしたほか、各地でゲリラ豪雨も多発している。これらも、大気汚染が一因となっている可能性を否定することはできないだろう。
もっとも、近年日本で増加している都市部のゲリラ豪雨が、実は日本の都市自体が生み出す大気汚染の結果であることを示唆するデータもある。防災科学研究所は、東京・墨田区のスカイツリー上部に観測施設を設け、上空で発生する雲のデータを収集している。
そしてわかってきたのは、東京上空で発生する雲は、世界の平均と比べると水の粒が小さく、上昇気流に乗って積乱雲になりやすい傾向にあるため、局地的なゲリラ豪雨につながるのだという。
水の粒が小さくなる原因については、排気ガスなどに含まれる大気汚染物質の微粒子が大量に漂っているためと考えられている。
もしかすると今年の都心のゲリラ豪雨や記録的長雨は、このように中国の大気汚染と東京自体の大気汚染による相乗効果の結果なのかもしれない。
■元凶は中国の気象操作なのか!?
また一部で囁かれている、日本で起きる豪雨が実は中国の“気象操作”の結果だという陰謀論的な説も看過できない。かねてより、中国が気象操作の研究に予算を投じていることは事実であり、たとえば雲の上にドライアイスの粉末をまいて雨粒を作り、雨を降らすといった実験を行っているのだ。
http://tocana.jp/2017/08/post_14198_entry.html
(>>2以降に続く)