【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李有振(イ・ユジン)副報道官は18日の定例会見で、北朝鮮脱出住民(脱北者)団体「NK知識人連帯」が情報機関・国家情報院(国情院)の過去の政権での政治介入に関与したとする疑惑について、「調査が行われているものと承知している」とし、結果を踏まえて措置を取ると伝えた。
国情院の改革に向け文在寅(ムン・ジェイン)政権が設置したタスクフォース(TF、作業部会)は、国情院が過去にNK知識人連帯をインターネットの政治的な書き込み工作に動員し、資金を支援していた疑惑を調べているとされる。
TFはすでに、文在寅氏が朴槿恵(パク・クネ)氏に敗れた2012年の大統領選挙に国情院が介入した事実を確認した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/08/18/0200000000AJP20170818001900882.HTML
会見する李有振副報道官=18日、ソウル(聯合ニュース)