北朝鮮のグアムへのミサイル発射計画をめぐり、金正恩委員長が「愚かなアメリカの行動をもう少し見守る」と発言したことを受けての投稿とみられている。
はたして、米朝の緊張は緩和したのか。テレビ朝日・元アメリカ総局長の名村晃一氏が、17日の『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV)で見解を述べた。
トランプ大統領の「とても賢い決断をした」という発言について名村氏は、
「北朝鮮側が『アメリカの出方を見守る』と言ったことによってクールダウンした。(トランプ大統領の)発言があまりにも挑発的だったので、国務省も国防省も火消しに回っていた。
それがようやく収まってきて、トランプ大統領個人としても安心していると思う。だから、『賢い決断だ』という表現が出てきたんじゃないか」とトランプ大統領の心情を推測する。
では、このまま緊張が和らいでいくのか。米朝首脳会談の可能性については、
「トランプ大統領が北朝鮮に行くのではないか、ということは当初から言われていたが、北朝鮮に行くとなるとアメリカが相当譲歩したことになる。それはなかなか受け入れられないと考えるのが常識的。
よくあるのは、元大統領が乗り出して、一歩引いて『人々の平和を考えましょう』という形式をとるパターン。しかし、トランプ大統領はそのやり方はとらないと思う。今1人だけ適任なのが、元国務長官のヘンリー・キッシンジャー氏」と、代役の存在をあげた。
キッシンジャー氏は、ニクソン政権、フォード政権で国務長官と国家安全保障問題担当大統領補佐官を務め、“ミスター外交”と言われた人物。米中国交正常化の立役者であり、1973年にはノーベル平和賞を受賞した。神出鬼没の外交は「忍者外交」とも称された。
キッシンジャー氏が適任である理由として、名村氏は中国との関係性をあげる。
「トランプ大統領と昔から仲がよく、中国とも非常に強いパイプがある。トランプ大統領が就任する前の去年の12月、キッシンジャー氏は中国を訪れて習近平国家出席とも会っていて、そこでトランプ大統領の意向を伝えたとも言われている。現役世代ではないが、トランプ大統領からしても重鎮として期待をかけているところもある」。
一方、北朝鮮との関係に関しては、「北朝鮮の外務次官がキッシンジャー氏のオフィスを訪れて、北朝鮮に来てくださいと要請したこともある。中国とのパイプもあって、北朝鮮もすごく信頼している。北朝鮮とまともに話せる数少ない人物の1人」と解説した。
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