【バンコク=小谷洋司】タイのプラユット暫定首相とベトナムのグエン・スアン・フック首相は17日、バンコクで会談した。両首脳は中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題で、国際法に基づく平和的解決が重要との認識で一致した。
両首脳の共同声明は、中国の主張を全面的に退けたオランダ・ハーグの仲裁裁判所の判決には触れていない。
今月初めに開かれた「ASEAN地域フォーラム(ARF)」の議長声明にほぼ沿った内容といえ、南シナ海での航行の自由の重要性などを確認した。
南シナ海問題を巡っては、フィリピンのドゥテルテ政権が中国への融和に傾く一方、ベトナムは強硬姿勢を続ける。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H4L_X10C17A8FF2000/
両首脳の共同声明は、中国の主張を全面的に退けたオランダ・ハーグの仲裁裁判所の判決には触れていない。
今月初めに開かれた「ASEAN地域フォーラム(ARF)」の議長声明にほぼ沿った内容といえ、南シナ海での航行の自由の重要性などを確認した。
南シナ海問題を巡っては、フィリピンのドゥテルテ政権が中国への融和に傾く一方、ベトナムは強硬姿勢を続ける。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H4L_X10C17A8FF2000/