http://www.sankei.com/world/news/170814/wor1708140016-n1.html
韓国は今、空前の日本観光ブームだ。そんな中、韓国に住む外国人からも「休みに日本に行ってきた」「日本を旅行したい」という話を直接、間接的に聞くことがよくある。多くは、欧米や東南アジアからの駐在員家族や留学生らだ。
異国の韓国に住みながらも、隣国の日本には一度も行ったことがなかったという人が語る日本の初印象は、韓国人から耳にする内容と同じだ。「清潔で街がきれい」「秩序正しい」「親切」「品がある」「あらゆる品物の手が込んでいる」
ただ、根底には明らかに日常生活を送る韓国との「第三者」としての比較があり、興味深い。「物価が高いという先入観があったけど、食べ物が多彩で韓国より安くておいしかった」「牛丼や回転ずしをまた日本で食べたい」といった話をよく聞く。
中には、辛い韓国料理に飽き、日本で何種類もの即席麺を買い込んできて、ソウルで味の違いを楽しんでいるという東南アジアからの駐在員夫人もいる。
「韓国の隣にこんな国があったんだ」という“発見”は、日本への興味を深めるきっかけにもなっているようだ。日本を旅行する多くの韓国人と同じく、彼らにも日本は、近くでお手軽、かつ韓国生活からのリフレッシュができる場所となっている