家庭用ロボットの人工知能(AI)性能を競う「ロボッカップ」で、ソウル大学コンピューター工学部チャン・ビョンタク教授の研究グループ=写真=が韓国のチームとしては初めて優勝を果たした。
これは、ソウル大工学部が1日、「チャン教授チームが開発したロボット用AI『AU PAIR』(フランス語で学生家事ヘルパーの意)が7月30日に名古屋で行われた『ロボカップ2017名古屋世界大会』の家庭用ロボット部門で優勝した」と明らかにしたものだ。
ロボカップは1997年にロボットによるサッカーの試合から始まった世界最高権威のロボット競技大会だ。チャン教授チームなど7つの参加チームは今回の大会で日本の情報技術(IT)企業「ソフトバンク」が作った家庭用ロボット「ペッパー」を提供された。
参加チームはこのロボットにそれぞれ開発したAIソフトウェアを設置して人探しや簡単なお使いなど9つの課題を行った。
チャン教授チームのロボットは「AU PAIR」を使って全部門で最高点を獲得した。中でも優れていたのは突発的な状況への対処能力だ。ロボットは「カクテル・サービス」の課題で客が希望した飲み物がないと、「ほかの飲み物を差し上げましょうか?」と聞くなど、臨機応変な対処能力を発揮した。
チャン教授は「家庭用ロボットは言語・理解・推論など人間に似た能力が必要なため、AI分野で近年、最も脚光を浴びている。今回の優勝で韓国のAI技術の優秀さを世界に示すことができた」と語った。
崔仁準(チェ・インジュン)記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/02/2017080200648.html
これは、ソウル大工学部が1日、「チャン教授チームが開発したロボット用AI『AU PAIR』(フランス語で学生家事ヘルパーの意)が7月30日に名古屋で行われた『ロボカップ2017名古屋世界大会』の家庭用ロボット部門で優勝した」と明らかにしたものだ。
ロボカップは1997年にロボットによるサッカーの試合から始まった世界最高権威のロボット競技大会だ。チャン教授チームなど7つの参加チームは今回の大会で日本の情報技術(IT)企業「ソフトバンク」が作った家庭用ロボット「ペッパー」を提供された。
参加チームはこのロボットにそれぞれ開発したAIソフトウェアを設置して人探しや簡単なお使いなど9つの課題を行った。
チャン教授チームのロボットは「AU PAIR」を使って全部門で最高点を獲得した。中でも優れていたのは突発的な状況への対処能力だ。ロボットは「カクテル・サービス」の課題で客が希望した飲み物がないと、「ほかの飲み物を差し上げましょうか?」と聞くなど、臨機応変な対処能力を発揮した。
チャン教授は「家庭用ロボットは言語・理解・推論など人間に似た能力が必要なため、AI分野で近年、最も脚光を浴びている。今回の優勝で韓国のAI技術の優秀さを世界に示すことができた」と語った。
崔仁準(チェ・インジュン)記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/02/2017080200648.html