【ニューヨーク=上塚真由】北朝鮮による2度目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて、ヘイリー米国連大使は30日、「中国は最終的に重要な措置を取りたいのかどうか決断すべきだ。話し合いの時間は終わった」とする声明を発表、中国に対し、北朝鮮への大幅な制裁強化に同意するよう強く迫った。
7月4日に行われた1度目のICBM発射を受け、国連安全保障理事会では米国が主導し、対北制裁協議が行われている。
石油の取引制限など厳しい措置を目指すヘイリー氏は、「北朝鮮に対する国際的な圧力を大幅に強化しない安保理決議は何の価値もない。何もないよりも悪い。北朝鮮の独裁者に、国際社会が真剣に対応することを望んでいないというメッセージを送るからだ」と強調した。
また、安保理の緊急会合の開催の見通しについて、ヘイリー氏は声明で「結果を生まないならば、緊急会合を開催しても意味はない」とも指摘した。
声明に先立ち、ヘイリー氏はツイッターでも「北朝鮮に関する話し合いは終わりだ」と宣言。
「日本と韓国は(北朝鮮への)圧力を強めなくてはならない」と投稿した。
http://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310011-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310011-n2.html
【北ミサイル】ペンス米副大統領、対北圧力の強化を強調 中国にも協力要求
【ワシントン=黒瀬悦成】エストニアを訪問中のペンス米副大統領は30日、北朝鮮が2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を実施したことに関し、同行記者団に「全ての選択肢がテーブルの上にある」と改めて述べた上で、「北朝鮮が核・弾道ミサイル計画を永久に放棄するまで、各国の先頭に立って圧力をかけていく」と表明した。
ペンス氏は「北朝鮮を経済的、外交的に一層孤立させるため、地域や世界の国々の支持を獲得していく」と強調。中国については、北朝鮮への影響力行使に向け「もっと取り組むべきだ」と指摘した。
ペンス氏はまた、同行記者団との会見と前後して行ったFOXニュースとのインタビューで、ロシアが北朝鮮を支援していると指摘し、北朝鮮への圧力強化に転じるよう求めた。
http://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310016-n1.html
ニッキー・ヘイリー米国連大使(国連提供・共同)
7月4日に行われた1度目のICBM発射を受け、国連安全保障理事会では米国が主導し、対北制裁協議が行われている。
石油の取引制限など厳しい措置を目指すヘイリー氏は、「北朝鮮に対する国際的な圧力を大幅に強化しない安保理決議は何の価値もない。何もないよりも悪い。北朝鮮の独裁者に、国際社会が真剣に対応することを望んでいないというメッセージを送るからだ」と強調した。
また、安保理の緊急会合の開催の見通しについて、ヘイリー氏は声明で「結果を生まないならば、緊急会合を開催しても意味はない」とも指摘した。
声明に先立ち、ヘイリー氏はツイッターでも「北朝鮮に関する話し合いは終わりだ」と宣言。
「日本と韓国は(北朝鮮への)圧力を強めなくてはならない」と投稿した。
http://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310011-n1.html
http://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310011-n2.html
【北ミサイル】ペンス米副大統領、対北圧力の強化を強調 中国にも協力要求
【ワシントン=黒瀬悦成】エストニアを訪問中のペンス米副大統領は30日、北朝鮮が2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を実施したことに関し、同行記者団に「全ての選択肢がテーブルの上にある」と改めて述べた上で、「北朝鮮が核・弾道ミサイル計画を永久に放棄するまで、各国の先頭に立って圧力をかけていく」と表明した。
ペンス氏は「北朝鮮を経済的、外交的に一層孤立させるため、地域や世界の国々の支持を獲得していく」と強調。中国については、北朝鮮への影響力行使に向け「もっと取り組むべきだ」と指摘した。
ペンス氏はまた、同行記者団との会見と前後して行ったFOXニュースとのインタビューで、ロシアが北朝鮮を支援していると指摘し、北朝鮮への圧力強化に転じるよう求めた。
http://www.sankei.com/world/news/170731/wor1707310016-n1.html
ニッキー・ヘイリー米国連大使(国連提供・共同)