北海道の高橋はるみ知事は29日、北朝鮮の弾道ミサイルが北海道・奥尻島の北西約150キロの排他的経済水域(EEZ)に落下したことに関し「落下地点が本当に近い。道民の生命と財産を守る知事として衝撃を受けた。断じて容認できない」と述べた。札幌市で報道陣への取材に答えた。
高橋知事は政府に対し「暴挙を繰り返すことがないよう国際社会と連携を密にし、適切に対応してほしい」と求めた。
http://www.sankei.com/world/news/170729/wor1707290088-n1.html
【北朝鮮ミサイル】「度重なる発射、断じて許せぬ」京都市長ら抗議声明
北朝鮮が28日深夜、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことに対し、京都市の門川大作市長は29日、寺田一博市会議長と連名で「度重なるミサイル発射は国民生活の安心と安全を脅かす行為。断じて許すことはできない」と抗議声明を出した。
http://www.sankei.com/west/news/170729/wst1707290040-n1.html
【北ミサイル】拉致家族「守れるのか」 防衛省困惑「深夜、狙いは…」
北朝鮮が日本海に向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)は29日、「軍事衝突の懸念がますます高まり、拉致被害者を本当に守れるか心配だ。心が締め付けられる。日本政府がいざというときの手立てを真剣に準備されていることを信じたい」と語った。
相次ぐミサイル発射など北朝鮮の挑発的行動が続き朝鮮半島の緊張感はさらに高まっているが、早紀江さんは「北朝鮮に自制する様子がなく、危機の行き着く先がどこになるのか想像もつかない」と漏らす一方、「暴発を防ぐ努力はもちろん、政府は拉致被害者を救い、日本を守る取り組みに全力を尽くしていただきたい」と強調した。
防衛省では、硬い表情で29日未明から続々と幹部や担当職員らが集まり始め、情報収集や分析に当たった。28日に日報をめぐる問題で稲田朋美氏が防衛相を辞任し、動揺が広がったばかりのタイミング。同省関係者は「防衛相が辞任した日本がどう対応するのか、見るためではないか」と、ミサイル発射の狙いを推測した。
別の関係者は「こんな深夜帯に発射を経験するのは初めてだ。北朝鮮の狙いは一体何なのか」と困惑気味に語った。
ミサイルが落下したとみられる場所から、わずか約150キロの北海道・奥尻島には29日早朝、漁を終えた漁船が続々と帰港してきた。ウニ漁師、飛山孝司さん(83)は「漁の最中に上ばかり見ていられない」といらだった様子だった。
http://www.sankei.com/affairs/news/170729/afr1707290023-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/170729/afr1707290023-n2.html
「安心して海に出られない」 北ミサイル発射に怒りと不安
北朝鮮が28日深夜、日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。落下した海域に近い北海道、東北などでは29日朝にかけ、自治体が情報収集に追われ、海を仕事場にする漁師らから「安心して海に出られない」と怒りと不安の声が聞かれた。
ミサイルが落下したとみられる場所から、わずか約150キロの北海道・奥尻島には29日早朝、ウニやイカの漁を終えた漁船が続々と帰港してきた。
ウニ漁師飛山孝司さん(83)は「いつ発射するか分からないので油断できない。かといって、漁の最中に上ばかり見ていられない」といら立った様子。漁師増田数人さん(78)は「飛距離が伸びているようで怖い。島に落ちたら逃げ道がない」と話した。
奥尻町の新村卓実町長は取材に「ミサイル発射のたび、町民は不安を感じている。政府は北朝鮮に経済制裁を加えるなど圧力をかけ、対処してほしい」と述べた。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170729/dly1707290017-n1.html
北朝鮮が弾道ミサイル発射 未明に北朝鮮が発射したミサイルは日本のEEZ内に落下した詳細を伝える街頭大型ビジョン=29日午後、東京・千代田区(春名中撮影)
高橋知事は政府に対し「暴挙を繰り返すことがないよう国際社会と連携を密にし、適切に対応してほしい」と求めた。
http://www.sankei.com/world/news/170729/wor1707290088-n1.html
【北朝鮮ミサイル】「度重なる発射、断じて許せぬ」京都市長ら抗議声明
北朝鮮が28日深夜、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことに対し、京都市の門川大作市長は29日、寺田一博市会議長と連名で「度重なるミサイル発射は国民生活の安心と安全を脅かす行為。断じて許すことはできない」と抗議声明を出した。
http://www.sankei.com/west/news/170729/wst1707290040-n1.html
【北ミサイル】拉致家族「守れるのか」 防衛省困惑「深夜、狙いは…」
北朝鮮が日本海に向けて大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した。
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)は29日、「軍事衝突の懸念がますます高まり、拉致被害者を本当に守れるか心配だ。心が締め付けられる。日本政府がいざというときの手立てを真剣に準備されていることを信じたい」と語った。
相次ぐミサイル発射など北朝鮮の挑発的行動が続き朝鮮半島の緊張感はさらに高まっているが、早紀江さんは「北朝鮮に自制する様子がなく、危機の行き着く先がどこになるのか想像もつかない」と漏らす一方、「暴発を防ぐ努力はもちろん、政府は拉致被害者を救い、日本を守る取り組みに全力を尽くしていただきたい」と強調した。
防衛省では、硬い表情で29日未明から続々と幹部や担当職員らが集まり始め、情報収集や分析に当たった。28日に日報をめぐる問題で稲田朋美氏が防衛相を辞任し、動揺が広がったばかりのタイミング。同省関係者は「防衛相が辞任した日本がどう対応するのか、見るためではないか」と、ミサイル発射の狙いを推測した。
別の関係者は「こんな深夜帯に発射を経験するのは初めてだ。北朝鮮の狙いは一体何なのか」と困惑気味に語った。
ミサイルが落下したとみられる場所から、わずか約150キロの北海道・奥尻島には29日早朝、漁を終えた漁船が続々と帰港してきた。ウニ漁師、飛山孝司さん(83)は「漁の最中に上ばかり見ていられない」といらだった様子だった。
http://www.sankei.com/affairs/news/170729/afr1707290023-n1.html
http://www.sankei.com/affairs/news/170729/afr1707290023-n2.html
「安心して海に出られない」 北ミサイル発射に怒りと不安
北朝鮮が28日深夜、日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。落下した海域に近い北海道、東北などでは29日朝にかけ、自治体が情報収集に追われ、海を仕事場にする漁師らから「安心して海に出られない」と怒りと不安の声が聞かれた。
ミサイルが落下したとみられる場所から、わずか約150キロの北海道・奥尻島には29日早朝、ウニやイカの漁を終えた漁船が続々と帰港してきた。
ウニ漁師飛山孝司さん(83)は「いつ発射するか分からないので油断できない。かといって、漁の最中に上ばかり見ていられない」といら立った様子。漁師増田数人さん(78)は「飛距離が伸びているようで怖い。島に落ちたら逃げ道がない」と話した。
奥尻町の新村卓実町長は取材に「ミサイル発射のたび、町民は不安を感じている。政府は北朝鮮に経済制裁を加えるなど圧力をかけ、対処してほしい」と述べた。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170729/dly1707290017-n1.html
北朝鮮が弾道ミサイル発射 未明に北朝鮮が発射したミサイルは日本のEEZ内に落下した詳細を伝える街頭大型ビジョン=29日午後、東京・千代田区(春名中撮影)