レコードチャイナ 2017年7月25日 20時40分 (2017年7月25日 21時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170725/Recordchina_20170725091.html
2017年7月25日、先ごろ老衰のため亡くなった韓国の元慰安婦・金君子(キム・グンジャ)さんの葬儀には、韓国政界の要人や俳優らが駆け付けたと日本でも報じられたが、こうした中、葬儀場で撮られた韓国の国会議員らの「記念写真」が物議を醸している。韓国・イーデイリーなどが伝えた。
問題の写真は25日、韓国のネット掲示板やSNSで公開され広まった。写真のセンターに写るのは、金さんの葬儀場を訪れた与党・共に民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル)・孫惠園(ソン・ヘウォン)両議員。2人とも両手の親指を「グー」という感じで立てて満面の笑み、周りに写る10人ほどの弔問客たちも親指を立てたりピースサインをしたり、公開された写真ではモザイク処理してあるものの、やはりカメラに笑顔を向けているようだ。
写真の笑顔は、多くの人を集めた達成感から出た表情なのかもしれないが、ネット上では「弔問に行ってVサインまでして写真を撮るなんて」「葬儀場は証拠写真を撮る場じゃない」「人として、親指を立てるのはなしだろう」「これは絶対あり得ない。議員辞職に値する」など、一行の行動をマナー違反や常識外れだと批判する声が相次ぎ上がっている。
また、「まるで誰かのファンミーティングをほうふつとさせるよ」「言われなければ、まるで祭りに出掛けた人たちの写真かと思う」「まさか芳名帳に『ありがとうございます』って書いてないだろうな」などの声も。
さらには「ひどい。これが国と言えるか?」「こんな人の道に背く行動がニュースにならずSNSで広まるなんて、この国はいまだにまともじゃなさそうだ」と、国会議員の「非道」を国の問題として捉える意見もあった。