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ねこ名無し ★@無断転載は禁止
2017/07/11(火) 21:44:32.76 ID:CAP_USER
北朝鮮の弾道ミサイルが日本に落下する可能性がある状況下、愛媛県西条市の市立吉岡小学校周辺で10日、住民避難訓練が行われ、約300人が真剣な表情で取り組んだ。
午前9時すぎ、吉岡公民館にある拡声器のついた防災行政無線から、警報のサイレン音に続いて、弾道ミサイルが発射されたことを告げ、避難を呼びかける屋外放送が流れた。「ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物か地下に避難して下さい」。
参加したのは住民153人、児童127人、教職員13人、JA職員6人の計299人。他に国と県、市の職員ら35人も様子を見守った。住民らは公民館や近くのJA倉庫などに避難。頭部を守る姿勢を取った。小学校の校庭にいた児童たちは急いで体育館へ走った。
数分後には「ミサイルが落下する可能性があります。直ちに避難して下さい」と切迫した放送が。さらに、「ミサイル落下。四国地方愛媛県周辺に落下した可能性があります。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい」と情報が流れた。
内閣官房、消防庁と自治体の主催で、四国で行われたのは初めて。全国では6カ所目だった。
訓練に参加した地区の稲井節子さん(81)は「子供のころは防空壕があった。疎開してきた子と仲良くなりました」と、子供のころのことを思い出した様子。「何かあった時のために訓練は大切なことです」と話した。
同小6年、大沢将太君は「火災や地震の訓練とは違って少しとまどった。日頃から準備をして避難できるよう心がけたい」。
同6年、渡部ひなのさんは「家族で話し合って、安全に逃げられるようにしたい。ミサイルやテロは、みんなでそういうことがないようにしていかなければ」と感想を話した。
体育館で開かれた振り返りの集会では、西条市の玉井敏久市長が「弾道ミサイルが日本に飛んでくる可能性があるとき、どういう情報が流れ、どういう様子になるのかを知っておくことが大事。子供たちに明日の日本を残していくのが我々の使命だ」と述べた。
伊藤敬・内閣参事官は「北朝鮮のミサイルに対しては、他の国と連携して撃たせない取り組みをしていく。撃たれてしまった場合は、防衛省、自衛隊が日本に落ちないよう撃ち落とすが、必ずしも成功するとは限らない。万一のとき、自分の身を守るため動けるよう、学んでほしい」と話した。
また、「参加者のアンケートを分析し、今後につなげたい」と述べた。
http://www.sankei.com/west/news/170711/wst1707110021-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170711/wst1707110021-n2.html
訓練で住民に避難を呼びかける放送が流れた吉岡公民館の防災行政無線
午前9時すぎ、吉岡公民館にある拡声器のついた防災行政無線から、警報のサイレン音に続いて、弾道ミサイルが発射されたことを告げ、避難を呼びかける屋外放送が流れた。「ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物か地下に避難して下さい」。
参加したのは住民153人、児童127人、教職員13人、JA職員6人の計299人。他に国と県、市の職員ら35人も様子を見守った。住民らは公民館や近くのJA倉庫などに避難。頭部を守る姿勢を取った。小学校の校庭にいた児童たちは急いで体育館へ走った。
数分後には「ミサイルが落下する可能性があります。直ちに避難して下さい」と切迫した放送が。さらに、「ミサイル落下。四国地方愛媛県周辺に落下した可能性があります。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難して下さい」と情報が流れた。
内閣官房、消防庁と自治体の主催で、四国で行われたのは初めて。全国では6カ所目だった。
訓練に参加した地区の稲井節子さん(81)は「子供のころは防空壕があった。疎開してきた子と仲良くなりました」と、子供のころのことを思い出した様子。「何かあった時のために訓練は大切なことです」と話した。
同小6年、大沢将太君は「火災や地震の訓練とは違って少しとまどった。日頃から準備をして避難できるよう心がけたい」。
同6年、渡部ひなのさんは「家族で話し合って、安全に逃げられるようにしたい。ミサイルやテロは、みんなでそういうことがないようにしていかなければ」と感想を話した。
体育館で開かれた振り返りの集会では、西条市の玉井敏久市長が「弾道ミサイルが日本に飛んでくる可能性があるとき、どういう情報が流れ、どういう様子になるのかを知っておくことが大事。子供たちに明日の日本を残していくのが我々の使命だ」と述べた。
伊藤敬・内閣参事官は「北朝鮮のミサイルに対しては、他の国と連携して撃たせない取り組みをしていく。撃たれてしまった場合は、防衛省、自衛隊が日本に落ちないよう撃ち落とすが、必ずしも成功するとは限らない。万一のとき、自分の身を守るため動けるよう、学んでほしい」と話した。
また、「参加者のアンケートを分析し、今後につなげたい」と述べた。
http://www.sankei.com/west/news/170711/wst1707110021-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170711/wst1707110021-n2.html
訓練で住民に避難を呼びかける放送が流れた吉岡公民館の防災行政無線