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右大臣・大ちゃん之弼 ★@無断転載は禁止
2017/07/07(金) 16:35:02.50 ID:CAP_USER
パキスタンは、自動車市場で新たな競争が始まりそうだ。同国政府は、新たに3社に対して自動車製造工場の設立を認めた。昨年制定した自動車政策に基づく初の認可となる。3社合計の投資額は、3億7200万ドル(約420億円)になる見通しだ。現地紙エクスプレス・トリビューンなどが報じた。
同国は昨年3月、新規参入に優遇措置を講じる新しい自動車政策を制定し、約10社が関心を示していた。そのなかで今年6月、ユナイテッド・モーターズ、起亜ラッキー・モーターズ、ニシャット・グループの3社が正式に認可を受けた。
地場複合企業大手ニシャット・グループは韓国の最大手現代自動車と提携し、1億6400万ドルで新工場を建設する。
1億9000万ドルを工場建設に投じる起亜ラッキー・モーターズは、地場セメント大手ラッキー・セメントと韓国の起亜自動車との合弁企業だ。
さらに、地場自動車販売ユナイテッド・モーターズは、中国のメーカーと提携、1810万ドルを投じて製造分野に進出する。
パキスタンの自動車市場は、トヨタ、ホンダ、スズキの3ブランドが圧倒的に強く、9割以上のシェアを握る。2014年度(14年7月〜15年6月)の新車販売台数は18万台と、総人口1億9000万の大市場としては小規模で、今後の拡大が期待されている。
同国政府は、寡占状態が自動車販売価格の高止まりや技術流入の停滞につながっているとし、新政策で欧米メーカーの誘致を目指していた。
今回の認可を受けた3社は中国、韓国のメーカーとの提携となったが、政府は制度が定着すれば他の外国勢の進出も加速すると期待している。
一方で、日系3ブランドのメーカーは新政策の対象が新規参入組に限定されていることに反発しており、今後は政府の調整能力が問われる局面も出てきそうだ。(ニューデリー支局)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170707/mcb1707070500016-n1.htm
2017.7.7 05:55
同国は昨年3月、新規参入に優遇措置を講じる新しい自動車政策を制定し、約10社が関心を示していた。そのなかで今年6月、ユナイテッド・モーターズ、起亜ラッキー・モーターズ、ニシャット・グループの3社が正式に認可を受けた。
地場複合企業大手ニシャット・グループは韓国の最大手現代自動車と提携し、1億6400万ドルで新工場を建設する。
1億9000万ドルを工場建設に投じる起亜ラッキー・モーターズは、地場セメント大手ラッキー・セメントと韓国の起亜自動車との合弁企業だ。
さらに、地場自動車販売ユナイテッド・モーターズは、中国のメーカーと提携、1810万ドルを投じて製造分野に進出する。
パキスタンの自動車市場は、トヨタ、ホンダ、スズキの3ブランドが圧倒的に強く、9割以上のシェアを握る。2014年度(14年7月〜15年6月)の新車販売台数は18万台と、総人口1億9000万の大市場としては小規模で、今後の拡大が期待されている。
同国政府は、寡占状態が自動車販売価格の高止まりや技術流入の停滞につながっているとし、新政策で欧米メーカーの誘致を目指していた。
今回の認可を受けた3社は中国、韓国のメーカーとの提携となったが、政府は制度が定着すれば他の外国勢の進出も加速すると期待している。
一方で、日系3ブランドのメーカーは新政策の対象が新規参入組に限定されていることに反発しており、今後は政府の調整能力が問われる局面も出てきそうだ。(ニューデリー支局)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170707/mcb1707070500016-n1.htm
2017.7.7 05:55