日本と中国の社会には多くの違いがあるが、中国人から見ると、日中の社会で特に違うのは「細かい部分」にあるという。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の都市管理を「細かい点」から考察し、「日本と比較することで、中国における管理に不足や欠点があることが分かる」と伝えている。
記事は、日本を旅行で訪れた中国人の手記として、「日本では都市部でも農村部でも、中国では見られない道路標識を見かけることができた」と伝え、これらの道路標識はいずれも「現実的かつ実用的な意義があり、決して見かけだおしのものではない」と論じた。
続けて、日本で撮影した様々な交通標識の写真を掲載。自転車専用道路であることを示した標識や、目の不自由な人向けの点字ブロック、路上喫煙禁止エリアであることを示す標識などを紹介し、そのいずれもが子どもでも理解できるよう、非常に分かりやすい表示となっていることを指摘した。
さらに、日本は都市部でも農村部でも「道路は中国より狭かった」としながらも、様々な実用的な道路標識のおかげか、日本人は誰もが交通ルールを守って運転していたため、狭い道路でも全くトラブルは起きていなかったと指摘した。
また記事は、道路標識のみならず、日本の道路では注目すべき点がもう1つあったとし、それはマンホールの蓋だと紹介。日本のマンホールは道路の路面と高低差がまったくないほど、平坦に設置されていたと伝えたほか、マンホールのデザインも場所によって様々であったうえ、非常に凝った見た目であったことは驚きだったと伝えている。(編集担当:村山健二)
http://news.searchina.net/id/1639181?page=1
2017-07-05 16:12