【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は2日夜(日本時間3日午前)、電話会談し、北朝鮮核・ミサイル開発について協議した。
ホワイトハウスによると、両首脳は朝鮮半島の非核化に向けてそれぞれ責任を果たすことを確認した。
トランプ氏は北朝鮮がもたらす脅威が高まっているとの認識を表明した。
米政権は6月29日、北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、中国の銀行などへの「二次的制裁」に踏み切っており、トランプ氏は習氏に対して圧力強化への取り組みを求めたとみられる。
ホワイトハウスは「地域の課題」を協議したとしており、南シナ海の人工島で中国が進める軍事施設建設や、中台関係なども議論された可能性がある。
このほか、トランプ氏は米国として貿易相手国との間で貿易赤字の解消を目指す「決意」を強調した。
両首脳は、7、8両日にドイツ・ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて首脳会談を行うことも確認した。
http://www.sankei.com/world/news/170703/wor1707030023-n1.html
ホワイトハウスによると、両首脳は朝鮮半島の非核化に向けてそれぞれ責任を果たすことを確認した。
トランプ氏は北朝鮮がもたらす脅威が高まっているとの認識を表明した。
米政権は6月29日、北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとして、中国の銀行などへの「二次的制裁」に踏み切っており、トランプ氏は習氏に対して圧力強化への取り組みを求めたとみられる。
ホワイトハウスは「地域の課題」を協議したとしており、南シナ海の人工島で中国が進める軍事施設建設や、中台関係なども議論された可能性がある。
このほか、トランプ氏は米国として貿易相手国との間で貿易赤字の解消を目指す「決意」を強調した。
両首脳は、7、8両日にドイツ・ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて首脳会談を行うことも確認した。
http://www.sankei.com/world/news/170703/wor1707030023-n1.html