【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李徳行(イ・ドクヘン)報道官は3日の定例会見で、「最近、休戦線(を越えたり)だとか船舶を利用した脱北事例が何件かあったのは事実だ」と述べた上で、船での北朝鮮住民の脱出が増えているのではないかという見方に対して「全般的な傾向なのかどうかは突きつめる必要がある」との見解を示した。
今月1日に韓国北東部、江原道・江陵の北東沖で、北朝鮮住民5人が乗った小型船1隻が見つかっている。男性4人と女性1人で、全員が韓国定住を希望したとされる。
先月3日には北朝鮮の50代の父親と20代の息子が東海を船で漂流しているところを救助された。脱北を目的に船に乗ったとみられる。
一方、統一部の当局者は先月末、脱北に限らず東海で北朝鮮船員が救助される事例が多少増えたことについて、「最近北で漁労が奨励されているというが、小さな船で遠くまで出かけて漁をするために事故が起きるのではないかと思う」と話していた。
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2017-07-03 13:39