中国広西チワン族自治区玉林市で21日、「夏至」の日に犬肉を食べる伝統行事「犬肉祭」が行われた。
「残酷」と反対する中国や欧米の動物愛護団体に対し、地元では多くが「価値観を押し付けるな」と反発。
当局は反対派の抗議活動などを警戒し、犬肉レストランや市場に多数の警官を配備した。
地元住民によると、約3年前から反対派と住民との間で口論や小競り合いが起きるように。
当局は店の前や市場で犬を殺すことを禁じるなど反対派を刺激しないよう対策を講じた。今月中旬には当面、街中での生きた犬の販売を禁止した。
ただ一部ではペットと称して売る人もおり、警官数十人が取り囲むようにして警戒。
郊外では、生きた犬をその場で殺して食肉として売る店もある。十数匹の犬が詰め込まれた狭いおりの前で店員が黙々と解体作業をしていた。
肉は1キロ約70元(約1140円)で、店主は「反対派のおかげで商売がやりにくくなった」と嘆いた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170621/wor1706210042-n1.html
「犬肉祭」が開かれる中国広西チワン族自治区玉林市の路上で犬を売る男性=21日(共同)
伝統行事「犬肉祭」を前に、おりに入れられ売られる犬=20日、中国広西チワン族自治区玉林市(共同)
「残酷」と反対する中国や欧米の動物愛護団体に対し、地元では多くが「価値観を押し付けるな」と反発。
当局は反対派の抗議活動などを警戒し、犬肉レストランや市場に多数の警官を配備した。
地元住民によると、約3年前から反対派と住民との間で口論や小競り合いが起きるように。
当局は店の前や市場で犬を殺すことを禁じるなど反対派を刺激しないよう対策を講じた。今月中旬には当面、街中での生きた犬の販売を禁止した。
ただ一部ではペットと称して売る人もおり、警官数十人が取り囲むようにして警戒。
郊外では、生きた犬をその場で殺して食肉として売る店もある。十数匹の犬が詰め込まれた狭いおりの前で店員が黙々と解体作業をしていた。
肉は1キロ約70元(約1140円)で、店主は「反対派のおかげで商売がやりにくくなった」と嘆いた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170621/wor1706210042-n1.html
「犬肉祭」が開かれる中国広西チワン族自治区玉林市の路上で犬を売る男性=21日(共同)
伝統行事「犬肉祭」を前に、おりに入れられ売られる犬=20日、中国広西チワン族自治区玉林市(共同)