中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の兪正声主席(共産党序列4位)は18日、福建省アモイで「台湾独立は台湾海峡の平和と安定に対する最大の脅威だ」と述べ、台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権を重ねて牽制(けんせい)した。中国国営新華社通信が伝えた。
中台交流イベント「海峡フォーラム」の開幕式であいさつした。
蔡政権は、中台は不可分の領土とする「一つの中国」原則や、同原則に基づく「1992年合意」を受け入れていない。
兪氏は「92年合意という政治的基礎の堅持が、両岸(中台)関係の平和的発展を守る」と強調した。
一方、台湾の中央通信社によると、フォーラムに出席した台湾野党、国民党の洪秀柱主席は「両岸の敵対状態を解決しなければならない。国共両党の逃れられない使命だ」と指摘した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170618/wor1706180020-n1.html
中国共産党の兪正声・人民政治協商会議主席(共同)
中台交流イベント「海峡フォーラム」の開幕式であいさつした。
蔡政権は、中台は不可分の領土とする「一つの中国」原則や、同原則に基づく「1992年合意」を受け入れていない。
兪氏は「92年合意という政治的基礎の堅持が、両岸(中台)関係の平和的発展を守る」と強調した。
一方、台湾の中央通信社によると、フォーラムに出席した台湾野党、国民党の洪秀柱主席は「両岸の敵対状態を解決しなければならない。国共両党の逃れられない使命だ」と指摘した。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/170618/wor1706180020-n1.html
中国共産党の兪正声・人民政治協商会議主席(共同)