文在寅(ムン・ジェイン)大統領に関するさまざまな政治的行事を企画し、現在は大統領府に勤務しているタク・ヒョンミン元聖公会大学兼任教授(44)が、以前出版した著書で女性に関する一部の記述が問題になっている。同氏は現在、大統領府儀典秘書官室の行政官を務めている。
タク・ヒョンミン氏は『男心の説明書』(2007年)という著書で、女性をタイプ別に区分して説明している。
「したい、この女」という目次の文には
「コンドームを嫌う女」
「体を覚えさせる女」
「バナナを食べる女」
などの表現があり、これに対する自身の女性観を記述している。
「そそられる、この女」という目次の文には「かがんだ時に胸の膨らみが見える女」を、
「会ってみる、この女」という目次の文には「スキンシップをケチらない女」を挙げた。
同氏は著書で
「背中と胸の差がない女がタンクトップを着るのは、男にしてみればテロに遭ったような気分」
「短い服を着るくらいなら下に何か(隠すようなものを)着るんじゃない」
「襟ぐりが深く開いたトップスを着てかがむ時、胸を隠すくらいならそんなことしない方がいい」
「公共交通機関の終電・終バス時間に合わせる女性はだらしなく見える」
「コンドーム使用はセックスに対する真摯(しんし)さを疑わせるのに十分だ」
などとも書いている。
タク・ヒョンミン氏は、文在寅大統領が昨年5月にトレッキングのためネパールに行った際、同行した。2012年の大統領選挙では文在寅大統領候補=当時=の出陣式を企画し、今回の大統領選挙でも出馬映像の演出を手がけた。
同氏は、自身が大統領府に秘書官として入ったという話が政界関係者の間で広がると、今月22日、簡易投稿サイト「ツイッター」に「大統領府行事企画秘書官内定は事実ではない」と否定した。
同氏はインターネット放送「ナヌン・コムスダ(私は小ざかしいの意、通称ナッコムス)」コンサートの企画者でもある。
政界では、人権と男女平等を最優先の価値に掲げている文在寅大統領の国政基調とタク・ヒョンミン氏が書いたこうした文章は相いれないと指摘する声が上がっている。
インターネット上には、「タク・ヒョンミン氏が人事上、適切かどうかは最終的には大統領があらためて判断すべきだ」などの書き込みが寄せられている。
朴国熙(パク・ククヒ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/26/2017052600841.html
タク・ヒョンミン氏は『男心の説明書』(2007年)という著書で、女性をタイプ別に区分して説明している。
「したい、この女」という目次の文には
「コンドームを嫌う女」
「体を覚えさせる女」
「バナナを食べる女」
などの表現があり、これに対する自身の女性観を記述している。
「そそられる、この女」という目次の文には「かがんだ時に胸の膨らみが見える女」を、
「会ってみる、この女」という目次の文には「スキンシップをケチらない女」を挙げた。
同氏は著書で
「背中と胸の差がない女がタンクトップを着るのは、男にしてみればテロに遭ったような気分」
「短い服を着るくらいなら下に何か(隠すようなものを)着るんじゃない」
「襟ぐりが深く開いたトップスを着てかがむ時、胸を隠すくらいならそんなことしない方がいい」
「公共交通機関の終電・終バス時間に合わせる女性はだらしなく見える」
「コンドーム使用はセックスに対する真摯(しんし)さを疑わせるのに十分だ」
などとも書いている。
タク・ヒョンミン氏は、文在寅大統領が昨年5月にトレッキングのためネパールに行った際、同行した。2012年の大統領選挙では文在寅大統領候補=当時=の出陣式を企画し、今回の大統領選挙でも出馬映像の演出を手がけた。
同氏は、自身が大統領府に秘書官として入ったという話が政界関係者の間で広がると、今月22日、簡易投稿サイト「ツイッター」に「大統領府行事企画秘書官内定は事実ではない」と否定した。
同氏はインターネット放送「ナヌン・コムスダ(私は小ざかしいの意、通称ナッコムス)」コンサートの企画者でもある。
政界では、人権と男女平等を最優先の価値に掲げている文在寅大統領の国政基調とタク・ヒョンミン氏が書いたこうした文章は相いれないと指摘する声が上がっている。
インターネット上には、「タク・ヒョンミン氏が人事上、適切かどうかは最終的には大統領があらためて判断すべきだ」などの書き込みが寄せられている。
朴国熙(パク・ククヒ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/26/2017052600841.html