北朝鮮が14、21日と2週連続で弾道ミサイルを発射した。
前者は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に近い能力を持つとみられ、射程は4000キロを超えるとみられる。後者は、新型中距離弾道ミサイルで、射程は2500キロとされる。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は実戦配備のための量産化を指示したという。
これには、国際社会は一斉に反発している。
特に、中国は主導する「シルクロード経済圏構想」(一帯一路)の第1回フォーラム開幕(14日)に合わせたタイミングで、メンツをつぶされて内心穏やかではない。
国連安保理制裁決議の実効性のカギを握る中国だけに、今後の国際連携のもとでの対応が注目される。
米国も、空母2隻を周辺海域に向かわせるなど警戒態勢を高めている。
イタリア・シチリア島で今週末、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が開催される。この北朝鮮問題を、経済成長や自由貿易、テロ対策などとともに、しっかり取り上げてもらいたい。
制裁強化による圧力を高めていかないと、効果的な外交的解決にも結びつかない。
与党党首会談を22日に行い、中国やロシアとの連携も視野に、G7首脳と北朝鮮問題への断固たる対応をとるよう認識をともにした。 (山口那津男・公明党代表)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170524/plt1705240730001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170524/plt1705240730001-n2.htm
前者は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に近い能力を持つとみられ、射程は4000キロを超えるとみられる。後者は、新型中距離弾道ミサイルで、射程は2500キロとされる。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は実戦配備のための量産化を指示したという。
これには、国際社会は一斉に反発している。
特に、中国は主導する「シルクロード経済圏構想」(一帯一路)の第1回フォーラム開幕(14日)に合わせたタイミングで、メンツをつぶされて内心穏やかではない。
国連安保理制裁決議の実効性のカギを握る中国だけに、今後の国際連携のもとでの対応が注目される。
米国も、空母2隻を周辺海域に向かわせるなど警戒態勢を高めている。
イタリア・シチリア島で今週末、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が開催される。この北朝鮮問題を、経済成長や自由貿易、テロ対策などとともに、しっかり取り上げてもらいたい。
制裁強化による圧力を高めていかないと、効果的な外交的解決にも結びつかない。
与党党首会談を22日に行い、中国やロシアとの連携も視野に、G7首脳と北朝鮮問題への断固たる対応をとるよう認識をともにした。 (山口那津男・公明党代表)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170524/plt1705240730001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170524/plt1705240730001-n2.htm