0001たんぽぽ ★@無断転載は禁止
2017/05/19(金) 22:45:15.31ID:CAP_USER2017年5月19日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使として訪中した李海チャン(イ・ヘチャン)元首相と面談したが、この時の座席の配置に中国側の「外交的欠礼」があったとの指摘が出ている。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。
北京の人民大会堂で行われた面談で、習主席が壁画を背にした最上位の席に着いたのに対し、李特使はコの字型のテーブルの側面に当たる席に通された。座席配置上、対等な面談ではなく習主席が主導する業務会議のような形式となったのだ。
これは2013年、当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領の特使や、08年に李明博(イ・ミョンバク)大統領の特使が訪中した際、いずれも習主席のすぐ隣に着席して面談が進められたのとは対照的だ。
この座席配置について李特使は「中国は邱国洪(チウ・グオホン)駐韓中国大使を北京に呼び空港で特使団を出迎えさせるなど、配慮をしたものと承知している」と述べるなど、気に留めない様子だったという。
一方、一部韓国メディアは、北京の消息筋の話として「大統領の代理である特使の席を『甲乙構造』に配置した外交的欠礼と捉えられる」との見解を紹介、韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対する中国の不満の表れとの評価もあると伝えた。
こうした報道に韓国のネットユーザーからは1000を超えるコメントが寄せられており、「近平さん、大統領の代理人なんだからそういうやり方は駄目だよ」「いくらTHAADが不愉快でも礼儀は守るべきだろ」「トランプ大統領に話したみたいに、韓国を属国だと思ってるのかな?」といった声が多数の共感票を得ている。
また「中国の特使が来たら同じもてなしをしてやればいい」と対抗策を訴えるものや、このほど訪日した韓国大統領の特使が安倍晋三首相と面談したことについて、「安倍さんは高い椅子に、特使は低い椅子に座ったらしい。中国でもこんな待遇を受けるとは…」と嘆く声もあった。