「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権が、国際社会から集中批判を浴びた。国連安全保障理事会は16日午後(日本時間17日未明)、北朝鮮問題について、非公開の緊急会合を開催した。
会合では、日米両国を中心に複数の国が、北朝鮮への新たな制裁決議を採択するよう要求した。ジュネーブ軍縮会議の全体会合でも16日、各国代表が北朝鮮を猛烈に追及した。
「世界中のすべての国にとって北朝鮮は真の脅威だ」「北朝鮮を支援している国があれば、米国は名指しで非難する」
米国のニッキー・ヘイリー国連大使は緊急会合前の記者会見で、こう語った。
緊急会合は、日米韓3カ国が開催を要請した。北朝鮮の「核・ミサイル開発」を完全放棄させるため、世界最強の米軍が軍事的圧力をかけるとともに、国際的圧力を一層強化させる狙いだ。
日本の別所浩郎国連大使によると、この日は制裁の内容に議論が及ばなかったという。
別所氏は「北朝鮮が態度を変えなければならないと感じるように、さらなる圧力をかける必要がある」「日本は圧力を強める方向に、安保理全体を動かしていく」と述べ、北朝鮮との対話を重視する中国とロシアを説得する考えを示した。
一方、スイス・ジュネーブ軍縮会議の全体会合でも、各国から北朝鮮への批判の声が相次いだ。
米国のロバート・ウッド軍縮大使が「これ以上の挑発行為を許すことはできない」といい、日本の高見沢将林軍縮大使も「発射は地域と国際平和への脅威だ」と抗議した。ロシアや中国の代表も非難に回った。
これに対し、北朝鮮代表は各国の非難を「拒絶する」とはねつけ、「自衛手段を取り続ける」と警告した。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170518/frn1705181100004-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170518/frn1705181100004-n2.htm
安保理で集中砲火を浴びた北朝鮮だが、またしても開き直った=16日、ニューヨークの国連本部(桐山弘太撮影)
会合では、日米両国を中心に複数の国が、北朝鮮への新たな制裁決議を採択するよう要求した。ジュネーブ軍縮会議の全体会合でも16日、各国代表が北朝鮮を猛烈に追及した。
「世界中のすべての国にとって北朝鮮は真の脅威だ」「北朝鮮を支援している国があれば、米国は名指しで非難する」
米国のニッキー・ヘイリー国連大使は緊急会合前の記者会見で、こう語った。
緊急会合は、日米韓3カ国が開催を要請した。北朝鮮の「核・ミサイル開発」を完全放棄させるため、世界最強の米軍が軍事的圧力をかけるとともに、国際的圧力を一層強化させる狙いだ。
日本の別所浩郎国連大使によると、この日は制裁の内容に議論が及ばなかったという。
別所氏は「北朝鮮が態度を変えなければならないと感じるように、さらなる圧力をかける必要がある」「日本は圧力を強める方向に、安保理全体を動かしていく」と述べ、北朝鮮との対話を重視する中国とロシアを説得する考えを示した。
一方、スイス・ジュネーブ軍縮会議の全体会合でも、各国から北朝鮮への批判の声が相次いだ。
米国のロバート・ウッド軍縮大使が「これ以上の挑発行為を許すことはできない」といい、日本の高見沢将林軍縮大使も「発射は地域と国際平和への脅威だ」と抗議した。ロシアや中国の代表も非難に回った。
これに対し、北朝鮮代表は各国の非難を「拒絶する」とはねつけ、「自衛手段を取り続ける」と警告した。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170518/frn1705181100004-n1.htm
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安保理で集中砲火を浴びた北朝鮮だが、またしても開き直った=16日、ニューヨークの国連本部(桐山弘太撮影)