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ねこ名無し ★@無断転載は禁止
2016/12/10(土) 22:53:05.49 ID:CAP_USER
加藤勝信拉致問題相は10日、都内で開いた日本人拉致問題に関する国際シンポジウムに出席した。
北朝鮮に拉致問題の解決を促すための圧力として、金正恩(キム・ジョンウン)委員長を人権侵害などの罪で国際刑事裁判所(ICC)に提訴する可能性を検討する考えを示した。北朝鮮への圧力を強める姿勢を示し、膠着状態にある拉致問題を巡る交渉の打開につなげたい考えだ。
通例では、ICCへの提訴は国連の安全保障理事会が決める。これまで政府は、安保理常任理事国の中国が拒否権を行使するのは確実とみて、金氏のICCへの提訴は非現実的だと考えてきた。
10日のシンポジウムに出席したICC被害者信託基金の野口元郎理事長は、安保理を通さなくても、同じく拉致問題を抱える韓国と共同でICCに提訴することは「国際法上、十分可能だ」と指摘した。
野口氏は、旧ポル・ポト派の大量虐殺などの罪を裁くカンボジア特別法廷で国際判事として責任者を裁いた国際司法の権威の一人だ。
これに対し、加藤氏は「安保理を通さないICCへの提訴の可能性は、拉致問題に真摯に向き合おうとしない北朝鮮への選択肢を検討するうえで大変興味深い」と強調した。
日本側は北朝鮮の指導者をICCに提訴する可能性を示し、圧力をテコに対話に応じるよう促す狙いだ。ただ北朝鮮側が反発する可能性はある。10日のシンポジウムの様子は北朝鮮向け短波ラジオ放送でも中継された。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H18_Q6A211C1PE8000/
【北朝鮮拉致】「国際社会と連携 拉致解決へ」 被害者救出へ議論、政府主催の国際シンポ
北朝鮮による拉致問題の解決へ向けた政府主催の国際シンポジウムが10日、東京都千代田区で開かれた。国際社会の連携で北朝鮮の人権侵害を追及し、拉致被害者を奪還する手立てなどを議論。国連や各国の政府関係者らが出席し、北朝鮮へラジオ中継も行われた。
加藤勝信拉致問題担当相は「北朝鮮が核実験など挑発を繰り返す中、国連を中心に人権改善への機運も高まっている。国際社会と緊密に連携して拉致の解決につなげたい」と強調した。
討論会では北朝鮮の情勢分析や、被害者を早期帰国させる方策を議論。北朝鮮の人権問題担当で、先月来日した国連のキンタナ特別報告者も「責任追及は人権侵害を抑止するため重要」とメッセージを寄せた。
また、拉致被害者へ思いを込め家族が合唱を披露。家族会の飯塚繁雄代表は「国際連携も重要だが日本政府の取り組みが第一。実質的協議など、被害者全員を帰国させる動きを早急に進めてほしい」と訴えた。
同じ会場では同日、北朝鮮に向けて放送されているラジオ番組の公開収録も開催。
政府の拉致問題対策本部が運営する放送「ふるさとの風」と特定失踪者問題調査会の「しおかぜ」が共同実施し、被害者を励ます家族のメッセージをはじめ、拉致問題解決を訴える歌手や、警視庁音楽隊のコンサートが収録された。
http://www.sankei.com/world/news/161210/wor1612100039-n1.html
北朝鮮に拉致問題の解決を促すための圧力として、金正恩(キム・ジョンウン)委員長を人権侵害などの罪で国際刑事裁判所(ICC)に提訴する可能性を検討する考えを示した。北朝鮮への圧力を強める姿勢を示し、膠着状態にある拉致問題を巡る交渉の打開につなげたい考えだ。
通例では、ICCへの提訴は国連の安全保障理事会が決める。これまで政府は、安保理常任理事国の中国が拒否権を行使するのは確実とみて、金氏のICCへの提訴は非現実的だと考えてきた。
10日のシンポジウムに出席したICC被害者信託基金の野口元郎理事長は、安保理を通さなくても、同じく拉致問題を抱える韓国と共同でICCに提訴することは「国際法上、十分可能だ」と指摘した。
野口氏は、旧ポル・ポト派の大量虐殺などの罪を裁くカンボジア特別法廷で国際判事として責任者を裁いた国際司法の権威の一人だ。
これに対し、加藤氏は「安保理を通さないICCへの提訴の可能性は、拉致問題に真摯に向き合おうとしない北朝鮮への選択肢を検討するうえで大変興味深い」と強調した。
日本側は北朝鮮の指導者をICCに提訴する可能性を示し、圧力をテコに対話に応じるよう促す狙いだ。ただ北朝鮮側が反発する可能性はある。10日のシンポジウムの様子は北朝鮮向け短波ラジオ放送でも中継された。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H18_Q6A211C1PE8000/
【北朝鮮拉致】「国際社会と連携 拉致解決へ」 被害者救出へ議論、政府主催の国際シンポ
北朝鮮による拉致問題の解決へ向けた政府主催の国際シンポジウムが10日、東京都千代田区で開かれた。国際社会の連携で北朝鮮の人権侵害を追及し、拉致被害者を奪還する手立てなどを議論。国連や各国の政府関係者らが出席し、北朝鮮へラジオ中継も行われた。
加藤勝信拉致問題担当相は「北朝鮮が核実験など挑発を繰り返す中、国連を中心に人権改善への機運も高まっている。国際社会と緊密に連携して拉致の解決につなげたい」と強調した。
討論会では北朝鮮の情勢分析や、被害者を早期帰国させる方策を議論。北朝鮮の人権問題担当で、先月来日した国連のキンタナ特別報告者も「責任追及は人権侵害を抑止するため重要」とメッセージを寄せた。
また、拉致被害者へ思いを込め家族が合唱を披露。家族会の飯塚繁雄代表は「国際連携も重要だが日本政府の取り組みが第一。実質的協議など、被害者全員を帰国させる動きを早急に進めてほしい」と訴えた。
同じ会場では同日、北朝鮮に向けて放送されているラジオ番組の公開収録も開催。
政府の拉致問題対策本部が運営する放送「ふるさとの風」と特定失踪者問題調査会の「しおかぜ」が共同実施し、被害者を励ます家族のメッセージをはじめ、拉致問題解決を訴える歌手や、警視庁音楽隊のコンサートが収録された。
http://www.sankei.com/world/news/161210/wor1612100039-n1.html