妹に性的暴行を働いた少年は弱冠11歳。そのような年齢にもかかわらず判事は厳しい判決を言い渡し、市民の大きな関心が集まっている。
先月中旬にこちらでもお伝えしていたが、英デヴォン州プリマス市で11歳の少年(それ以上の情報は明らかにされず)が実の妹を自宅で複数回も強姦していたことが発覚し、刑事告訴されていた。
少年の携帯電話には9歳の妹を暴行する様子を捉えた画像が残っており、彼はすべての事実を認めている。
有罪答弁を行い保釈されると西隣のコーンウォール州に暮らすようになり、出廷までは精神科での検査や少年犯罪者施設の相談員との面接を続けていた。
中略
イギリスの各メディアはこれを前に、「もしも有罪判決が下れば、イギリス犯罪史上最年少のレイプ犯となる」と報じて裁判の行方を見守った一方で、
英国児童愛護会(National Society for the Prevention of Cruelty to Children)は性犯罪の低年齢化の背景にインターネット社会、児童ポルノの氾濫があると訴え、その取り締まりの強化を呼び掛けていた。
少年は「2度と同じ過ちは犯しません。学校には必ず戻り友達を作りたい」と、
そして母親は「息子への支援体制に感謝しています」と話すなど親子ともこの判決には満足しているもようだ。
http://japan.techinsight.jp/2016/08/yokote201608301744.html