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柔道・村尾三四郎、涙の銀メダルに「三四郎の名に恥じない強さ」の声 「デビッド・ボウイ激似」との評判も…パリ五輪
◆パリ五輪 第6日 ▽柔道(31日、シャンドマルス・アリーナ)
男子90キロ級決勝で村尾三四郎(JESグループ)が東京五輪金メダリストで最大のライバルのベカウリ(ジョージア)と激突。悔しい黒星も初の五輪の大舞台で銀メダルに輝いた。
小内刈りでの技ありも技ありを返された村尾。さらに内股で投げたかに見えたが、ポイントは無し。逆に終了間際のベカウリの投げにはビデオ判定の末、技あり。合わせ技一本でのベカウリの勝利に場内には大きなブーイングが巻き起こった。
それでも、村尾の力強い戦いぶりにネットも沸騰。「三四郎の名に恥じない強さ 銀メダル悔しいけど分かってる人は分かってる」、「三四郎、戦い方めちゃかっこいい!侍感ある!!」と称賛の声が集まった。
さらに、そのクールなルックスには「村尾、デビッド・ボウイに似てるよね」、「三四郎選手のデヴィッド・ボウイ感」、「三四郎、デビッド・ボウイ激似。カッコイイ!」、「三四郎選手、とにかくかっこいい」と16年に亡くなった英ロックシンガー、デビッド・ボウイに似ているとの声もあがった。
23歳の村尾は母が米国人で、米ニューヨーク生まれ。抜群の身体能力を生かした鋭い足技が武器で、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得していた。
初戦の2回戦はカリュライド(エストニア)に対し、開始44秒で大外刈りの一本勝ち。準々決勝はグリゴリアン(UAE)に投げ技からの攻めで、一度は「一本勝ち」と表示されるもビデオ判定で取り消し。それでも相手の指導3つで反則勝ちした。準決勝では、元フランスのヌゲアプアンブに小外刈りで技ありを奪うと、さらに大内刈りで技あり。合わせ技一本で完勝し、メダルを確定させていた。