7/31(水) 20:20配信 Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)
https://news.yahoo.co.jp/articles/db62ba4945fa01017872bd931ef6f088c09386eb
2024年7月26日に開幕し、盛り上がりを見せているパリオリンピック。先日、LGBTQ+コミュニティ向けのマッチングアプリ「Grindr(グラインダー)」が、LGBTQ+のアスリートたちの安全を確保するために選手村や競技場内での位置情報機能を無効にすることを発表した。
選手のプライバシーを守るために
LGBTQ+コミュニティ向けのマッチングアプリとして、世界中で利用されている「Grindr」。同アプリは7月24日に公式サイトで、パリオリンピックの選手村でのプライバシー強化についての声明を発表。アスリートのプライバシーを守るために、選手村や競技場内での位置情報機能を無効にすることが明らかとなり、このようにつづっている。
「アスリートがカミングアウトしていない場合、またLGBTQ+当事者であることが危険である、あるいは違法な国の出身である場合、Grindrを使用することでアプリ上でアスリートたちを特定し、暴露しようとする詮索好きな個人からカミングアウトされる危険性があります」
同アプリは、2022年に北京で開催された冬季オリンピックの期間中にも、選手村やその他の競技会場内で位置情報機能を無効にし、クィアなアスリートを不要な注目やアウティング(他人の性のあり方を本人の同意なく第三者に暴露する行為のこと)から守ることを選択。
位置情報を利用する「Explore」や「Roam」といった機能以外にも、距離表示機能もデフォルトではオフになるという。しかしユーザーがオンにした場合は、おおよその距離を共有することができるとのこと。この変更については、「アスリートが意図せず居場所を明かしたり、認識されたりする心配をせずにつながることができるようにするため」だと述べている。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)