無理に頑張るのは、やめようと思ったお話
昨年春に悪性リンパ腫の診断を受けた息子が、
現在、寛解といえる状態まで回復することができました。
思うような検査結果がなかなか得られず、
入退院と通院をくりかえしたこの一年余の日々は、
とても言葉では言い表せられないものだったけれど、
その中でも、いつかみんなに伝えたいと願う思いがあったので、ここに残しておきます。
子供に何かあった時、親は自分を責めます。
自分の落ち度や無関係な過ちまで徹底的に責めてしまいます。
救いを求めて本を開けば、自責の念に拍車をかける因果応報が説かれていたりします。
子供に代わって病気を引き受けることもできない自分を責める日々が続きます。
でも今回のことで、誰のせいでも何のせいでもないことが起こることもある、と知りました。
私たちはどうしても理由や原因を欲しがってしまうけれど、時に答えもない出来事が起こってしまうことがある、ということ。
どうしようもない怒りを、誰かや何かにぶつけることもできない、得体の知れない出来事が起こってしまうこともある、ということです。
もしも今、そんな出来事に困惑し自分を責めている人がいたら、それは誰のせいでも何のせいでもない、と伝えたいです。
全てを、自分を責める理由にしてはいけない。
どうか、自分を責めることに力を注がないでほしい。
どうか、自分の胸にやさしく手を当てて、ゆっくり呼吸をしてほしい。
心から、これがあなたに届くことを願っています。
#happymothersday #母の日
coccoofficial ※抜粋
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