0001八百坂先生 ★
2023/10/04(水) 13:21:26.55ID:iw71zK/69「老若男女の誰もが安心・安全にサッカーを楽しめる環境を広げる」
ことを誓っている。だが、サッカーJ1リーグ『浦和レッズ』サポーターの暴徒化問題の終結は一向に見えてこない。
「同時にJFA、Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)、Jリーグ全60クラブの連名による『二度とこのような行為が起こらないよう断固とした姿勢で取り組んでいく覚悟です』という旨の共同声明が初めて行われ、JFAからは調査の継続も発表されました」(スポーツ紙記者)
ただ、現場のJリーグ関係者や報道陣からは、
「今回の処分が再発防止につながればいいが、本当に悪質サポーターの入場を止められるのかは疑問ですね。クラブに対しても、複数年の剥奪が妥当と見る向きも。
またJFA主催の天皇杯だったとはいえ、Jリーグの制裁処置を適用し、大幅な『勝ち点減』や『下位リーグへの降格』を望む声も聞かれた。
なにせ、JFAの第三者委員会である規律委員会から『’00年以降、浦和サポーターによる懲罰事案が11件に上る』と指摘されて、3者による初めての共同声明もしたのだから」(前出・スポーツ紙記者)
今回の騒動、規律委員会は
「日本サッカー史上、過去に類を見ない極めて危険かつ醜悪なもの」
と結論づけている。だが、
「いやいや、’08年5月の対ガンバ大阪戦や’14年3月に発覚した『JAPANESE ONLY』と書かれた横断幕騒動の時も、『Jリーグ史上最悪』という見出しが躍りました。
前者の時なんて、両サポーターが激突した現場にパトカーが30台ほど、警官の数は今回の約4倍、機動警備隊まで出動した。結果は浦和に制裁金2000万円とけん責、G大阪に同1000万円とけん責。今思えば大甘な処分に映る」(スポーツ紙デスク)
後者の時は、浦和に対してJリーグ史上最も重い「無観客試合」という厳罰が下された。
「過激サポーターたちはクラブ側に対し、『ゴール裏はオレらの“聖地”。外国人観光客が来ると、応援の統制が取れなくなる』と繰り返し弁明していた。しかし、実際は外国人選手への差別意識があり、ゲーフラ(両手で持つ旗)の裏にまで差別用語が並び、ゴール裏を都合よく占拠したかったとしか思えない」(前出のスポーツ紙デスク)
浦和サポーターの傍若無人ぶりは、‘08年以降、エスカレートするばかりで、
「ガンバ大阪のサポーターとの衝突トラブルこそ、制裁が両者に下ったが、他は一方的なケースばかり。’10年5月、仙台のチームバスに向かって差別的な発言を浴びせて制裁金500万円。
’13年8月には清水のチームバスに対して爆竹やロケット花火を投げつけ、警備員にも暴行し現行犯逮捕(罰金刑)。制裁金は1000万円でした」(前出のスポーツ紙デスク)
再犯を繰り返す背景には、クラブ側の中途半端な対応ぶりが見て取れるそうで、
「今回も騒動の3日後に球団サイドが『暴力は振るっていないという判断』と話していたように、昔から『話し合いで解決することこそ、我々の哲学』と主張し、サポーターが“聖地”と崇めるゴール裏の実態からも目をそらしていたとしか思えない。
私服の一般ファンに対して『お前らは地蔵か!』と応援を強要し完全制圧。取材禁止エリアをいいことに一時期まで喫煙者もいて、まさに“無法地帯”でした」(スポーツライター)
取材エリアから撮影する報道陣に対しても、
「サポーターが『何、撮ってんだ!』と取り囲み、取材許可書の提示を求めたり、時にはスタンガンをちらつかせたり……。
’09年6月のナビスコ杯大宮戦では、テレビ中継スタッフに暴行し、器物破損。制裁金200万円を科せられている。あの頃、マスコミ側も健全な浦和サポーターの声を聞いて当時の状況を報じていれば……と思います」(前出・スポーツライター)
日本一のビッグ・クラブということで甘やかされてきた浦和レッズ。「安心・安全」を目指すのであれば、J2降格などの毅然とした対応が必要な時期に来ているのかもしれない……。
FRIDAY
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