イタリア1部ユベントスが勝ち点15を剥奪された問題で、サウジアラビアの名門アルナスルに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が1か月の出場停止処分を受ける可能性が出てきた。
昨季までの不正会計で処分を受けたユベントスは、財政難の中で選手サイドと4か月分の給与削減で合意したと報告しながらも、実際は1か月のみ。これが徴税を避けるための取引だったと検察サイドから指摘されている。
スペイン紙「マルカ」は「(2021年8月まで所属した)C・ロナウドを含む22人の選手は現在ユベントスでプレーしているかどうかにかかわらず、1か月の停止処分を受ける可能性がある」と報じた。
同紙によると、すでに聴取を受けたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(現ローマ)は「混乱した瞬間だった。(給与削減を)受け入れるかどうかを決めることに同意したのは覚えている。4か月間支払われないと思っていたが、3か月間のお金を受け取っているとは誰も知らなかった」と語ったという。
今回の問題ではユベントスの会長だったアンドレア・アニェッリ氏や副会長で元チェコ代表のスターだったパベル・ネドベド氏が長期の資格停止となる中、C・ロナウドも処分を受けることになるかもしれない。
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