読売テレビの大橋善光社長(68)が23日、大阪市内の同局で新春社長会見を開いた。
同局が制作する日本テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」は、安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也被告が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりを供述して以降、旧統一教会に関する問題を積極的に取り上げてきた。
大橋社長は、ミヤネ屋のスタンスと反響について「マジメにいろんなことに真正面から取り組んでいる。それについて共感をいただいているのはありがたい」とした上で、役員には「反省しなきゃいかんね」と話したという。
読売新聞の記者だった大橋社長は、安倍首相銃撃事件がなければ、「旧統一教会の一連のことについて放送できていなかった」と反省。この20~30年間、旧統一教会の数々の問題を深く取り上げてこなかったことに「じくじたる思いがある。もっと前からきちんと報道しておけば、こんな事態になっていなかったのではないかということを反省しながら、真摯に向き合って、マジメに正面から行動していこうと話した」と語った。
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