笠井信輔アナ 闘病の弊害語る「バラエティーから声がかからなくなった」「『逃走中』に出たい」
フリーの笠井信輔アナウンサーが22日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。
芸能活動における苦悩≠語った。
この日の放送では「自分にとって今一番苦しいこと」についてトーク。笠井アナは「バラエティー番組から声がかからなくなったこと」とモニターに掲示した。
進行役の黒木千晶アナから「この番組バラエティー番組ですよ」とツッコまれると、笠井アナは「バラエティー番組なの? その割には緊張するけどさ」と苦笑い。
笠井アナによると、フリー転向後、クイズ番組やお笑い番組、体を張る番組にも呼ばれるようになり、視聴者から笑ってもらえる存在になったという。
「自分もちょっとタレントっぽくなってきたかな」と思いかけていたが、直後に「悪性リンパ腫」と診断されてしまった。
笠井アナは「復職したら、一切そういう話が来なくなって。『体的に無理でしょ』って、どうも言われてるみたいなのね。でも、できるのよ。これってアンコンシャス・バイアスって言って、日本人特有の無意識の偏見≠チていうものなんです。働けるのに『もう休んどいて』とかいう。『この仕事は外れていいから』とか。できるのにっていう」ともどかしさを訴えた。
黒木アナから「具体的に何やりたいですか?」と聞かれると「『逃走中』に出たいの。走り回るの見てもらいたい」と声を弾ませていた。
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