EXIT「徹子の部屋」初出演で撃沈…“パリピ口調”説明も黒柳徹子「そうですか」反応薄く
[2022年11月10日16時8分] 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202211100000657.html
お笑いコンビ、EXITの兼近大樹(31)、りんたろー。(36)が10日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に初出演した。黒柳徹子に“チャラ語漫才”で挑むも撃沈した。
徹子の笑いツボにはまらなかった多くの芸人が心を折られてきた番組。攻略する気満々でオープニングから飛ばしたEXITだが、“パリピ口調”の説明を求められ「シクヨロ~」「了解道中膝栗毛~」などと披露すると徹子が無言に。「バイブスぶち上がっちゃってます~」「バイブスいと上がりけり~」と繰り出すも、「そうですか」と薄い反応の中でトークを行う展開となった。
「評判のチャラ語漫才というのをご披露いただければ」とネタ披露のチャンスを得た2人は、「川の流れのように」の歌唱ネタを披露。「おあとがヒューイーゴー!」とキメ言葉で漫才を締めると、徹子は「終わりは何とおっしゃったの?」。まさかのネタ解説を求められ「おあとがよろしいようで、をチャラ男風に言った言葉です」(りんたろー。)「パリピとは、われわれみたいなかぶき者です」(兼近)と、自ら説明した。
りんたろー。の介護士アルバイト時代や、兼近のベビーシッター時代などのテーマに移るも、笑いがかみ合わないまま。裕福な家庭ではなかったという兼近が「うちにもサンタに来てほしいとお母さんにお願いしたら、枕元に『サンタが来ました』という不在票だけあった」と鉄板ネタを語ったが、「サンタさんから手紙もらう人は少ない」とほめられ、笑いは得られなかった。
最後は「もう1回違うものを」と再びネタ披露のチャンスが到来。兼近は「結果出すぞここで」と張り切って立ち上がり、センターマイクがないまま即興で「サザエさん」のネタを披露したが、「感想はない」と苦笑いで話題を変えられ、意気消沈。多くの惨敗組のように、心が折れた様子がうかがえた。エンディングでは「兼近さんには大きな夢がある」とむちゃぶりされ、しばらく絶句。「国を作ります」と絞り出すと、「そうですか」と徹子が応じ、終了となった。
(おわり)