セレーナ・ゴメスがジャスティン・ビーバーとの破局について、これまでになく正直に語っている。
2022年11月4日から配信が開始されたApple TV+のドキュメンタリー番組『セレーナ・ゴメス:My Mind & Me』で、セレーナは6年間にわたり断続的な交際を続けていたジャスティンとの破局に目を向けている。2人は最終的に2018年に破局。その数カ月後に、ジャスティンはモデルのヘイリー・ビーバーと結婚した。
情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』によると、「すべてが公に知れわたった。誰も忘れまいとしている過去の関係につきまとわれている気がした。その後、その時期を脱したら、何も怖くなくなった」と彼女は語っている。
つらい時期もあったけれど、今は破局をポジティブに受け止めているという。
「最悪の悲嘆を経験しなければならなかったけど、何もかもコロッと忘れてしまって、とても混乱した。でも、起こるべくして起こったことだと思うし、最終的には人生で最良のことだった」
破局と、その後のジャスティンの結婚に対する自分の気持ちを整理するため、セレーナはシンガー・ソングライターのジュリア・マイケルズとジャスティン・トランターに声をかけ、3人で『Lose You To Love Me』を作った。
「ジュリア・マイケルズとジャスティン・トランターに『“私は悲しい”と言う覚悟ができたと思う』とメールを送ったの。それで、45分間で曲を作ったの。今までで最速よ」とセレーナは振り返る。
曲は「失った愛より大事なことがある。私は自分自身を選び、人生を選ぶことを学んでいるけれど、この曲を聴く人たちもそこに優しさや安らぎを見いだしてほしい。自分のすべてを完全に失ったとしても、自分自身を再発見できると知ることが大事」という意味を持つものだと説明している。
ドキュメンタリーでは、セレーナとジャスティンのロマンスを深く掘り下げてはいないものの、ジャスティンと常に関係づけられることへの彼女の不安が垣間見られる。
2016年、『Revival』ツアーのリハーサル中に、レコード会社会長ジョン・ヤニックにジャスティンと曲をコラボするよう依頼され、彼女が泣き出すという悲痛なシーンがある。
「ジョンが何を考えているのかわからない。彼と話がしたいわ。ジョンをがっかりさせたくない。ひどいディズニー・チャンネル出身のガキと契約したと思われたくない。でもうんざりだわ、この話は。今朝彼が電話してきて、ジャスティンと曲をコラボしろと言うの。私はいつになったら一人立ちできるの? いつになったら誰とも関係なく、私一人でいいと言われるようになるの?」と彼女。
セレーナとジャスティン&ヘイリー・ビーバー夫妻の間には、もうわだかまりはないようだ。10月、アカデミー・ミュージアム・ガラでセレーナとヘイリーが仲良く写真におさまって、不和のうわさを一掃。
後にセレーナは『Vulture』のインタビューで、ネットで拡散されたその写真に触れ、「大したことじゃないわ。問題にするまでもない」と振り返っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3f328dcb84f2b27d69ce9a687f674ccc29d9b8