2022-10-20 05:00 ORICON NEWS
小出恵介主演、潰れかけの映画館が舞台『銀平町シネマブルース』公開決定
https://www.oricon.co.jp/news/2253730/full/
『銀平町シネマブルース』 (C)2022「銀平町シネマブルース」製作委員会
潰れかけの映画館 “銀平スカラ座”を舞台にした群像悲喜劇を俳優の小出恵介主演で映画化した『銀平町シネマブルース』(読み:ぎんぺいちょうしねまぶるーす)が、来年(2023年)2月10日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。「第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM」でのお披露目も決定している。
かつて青春時代を過ごした街・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤は、ひょんなことから映画好きのホームレスの佐藤と、商店街の一角にある映画館・銀平スカラ座の支配人・梶原と出会い、バイトを始める。同僚のスタッフ、老練な映写技師、売れない役者やミュージシャンに映画を夢見る中学生まで、個性豊かな常連客との出会いを経て、近藤はかつての自分と向き合い始める。
監督は、今年、『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』などの話題作が立て続けに公開されている城定秀夫。脚本は、監督作『れいこいるか』が映画芸術2021年度ベストテン第1位に輝き、今年は『神田川のふたり』ほか4作品が一挙に劇場公開されたいまおかしんじが手がけている。
埼玉県にある現役ミニシアター・川越スカラ座をロケセットに撮影が敢行された。年齢も境遇も違う、多種多様な人間たちを受容する映画館という場所で、ひとときの高揚とそこはかとない物悲しさに満ちた人間模様がジンワリと胸を打つ。
本作の主人公・さすらいの映画監督・近藤を演じるのは、本作で本格的な映画俳優復帰作となる小出、映画館の支配人・梶原役に吹越満、映画館に通うホームレスの佐藤役に宇野祥平が顔を揃える。
(※中略)
■小出恵介(主演・近藤役)
この映画の企画の話をいただいたのが丁度2年前、再び映画の世界で息づく事が出来るという事に高揚と同時に感謝の想いがあふれました。主人公の近藤猛は映画監督役ということで、俳優をやる前にミニシアターに心酔し、映画の魔力に魅了され就職を断ちこの世界へ飛び込んだ20年前の自分の残像の力を借りて挑みました。
自分がその頃に撮影した自主映画の事も思い起こしました。
本作の撮影は昨年11月末関東近郊の非常にノスタルジックな景観の中で、穏やかにかつとても丁寧に行われました。城定監督のユーモアに満ちた演出のもと、経験と実力にあふれた皆さまとの共演は非常に豊かな時間でありました。
改めまして、この俳優として永遠に探求心を与えてくれる映画というメディアでお芝居をさせていただける事に感謝するとともに、本作が1人でも多くの方に届けられるよう、尽力していきたいと思います。
(おわり)
小出恵介主演、潰れかけの映画館が舞台『銀平町シネマブルース』公開決定
https://www.oricon.co.jp/news/2253730/full/
『銀平町シネマブルース』 (C)2022「銀平町シネマブルース」製作委員会
潰れかけの映画館 “銀平スカラ座”を舞台にした群像悲喜劇を俳優の小出恵介主演で映画化した『銀平町シネマブルース』(読み:ぎんぺいちょうしねまぶるーす)が、来年(2023年)2月10日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。「第32回映画祭TAMA CINEMA FORUM」でのお披露目も決定している。
かつて青春時代を過ごした街・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤は、ひょんなことから映画好きのホームレスの佐藤と、商店街の一角にある映画館・銀平スカラ座の支配人・梶原と出会い、バイトを始める。同僚のスタッフ、老練な映写技師、売れない役者やミュージシャンに映画を夢見る中学生まで、個性豊かな常連客との出会いを経て、近藤はかつての自分と向き合い始める。
監督は、今年、『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』などの話題作が立て続けに公開されている城定秀夫。脚本は、監督作『れいこいるか』が映画芸術2021年度ベストテン第1位に輝き、今年は『神田川のふたり』ほか4作品が一挙に劇場公開されたいまおかしんじが手がけている。
埼玉県にある現役ミニシアター・川越スカラ座をロケセットに撮影が敢行された。年齢も境遇も違う、多種多様な人間たちを受容する映画館という場所で、ひとときの高揚とそこはかとない物悲しさに満ちた人間模様がジンワリと胸を打つ。
本作の主人公・さすらいの映画監督・近藤を演じるのは、本作で本格的な映画俳優復帰作となる小出、映画館の支配人・梶原役に吹越満、映画館に通うホームレスの佐藤役に宇野祥平が顔を揃える。
(※中略)
■小出恵介(主演・近藤役)
この映画の企画の話をいただいたのが丁度2年前、再び映画の世界で息づく事が出来るという事に高揚と同時に感謝の想いがあふれました。主人公の近藤猛は映画監督役ということで、俳優をやる前にミニシアターに心酔し、映画の魔力に魅了され就職を断ちこの世界へ飛び込んだ20年前の自分の残像の力を借りて挑みました。
自分がその頃に撮影した自主映画の事も思い起こしました。
本作の撮影は昨年11月末関東近郊の非常にノスタルジックな景観の中で、穏やかにかつとても丁寧に行われました。城定監督のユーモアに満ちた演出のもと、経験と実力にあふれた皆さまとの共演は非常に豊かな時間でありました。
改めまして、この俳優として永遠に探求心を与えてくれる映画というメディアでお芝居をさせていただける事に感謝するとともに、本作が1人でも多くの方に届けられるよう、尽力していきたいと思います。
(おわり)