スポーツ報知 10/13(木) 4:30
巨人の岡本和真内野手(26)に12日、原監督が“減量指令”を下した。G球場での秋季練習を視察した指揮官は「和真も一生懸命やっていると思う。終わるころにはひゅーっとスリムになるよ。パリコレに出られそうな(笑い)」と報道陣を笑わせつつ「昨年のこの時期に(左脇腹の)肉離れをして。あれはちょっといろんな意味で後ずさりしたところがあったと思う。そのへんのところを鍛え直すことは大事だと思いますね。それが彼の野球人として、すべてにおいてよくなると思います」と真剣な表情で話した。
岡本和は今季、昨年までのベスト体重から6キロ増の公称100キロで臨んだが、打撃3部門はいずれも前年を下回り、失策は昨年の4から8へと倍増した。体重を増やすことが一概に悪いとは言えないが、目に見えて数字が落ちてしまったのは事実。岡本和も「もっとできると思ってやっていますし、『こんなもんじゃない』と思っている」と巻き返しを強く誓っていた。
減量により、体のキレが戻ることが期待される。いずれにしても岡本和をはじめ、今年の悔しさをどうつなげていくかはその人次第。原監督は「大人のプロ集団なわけだから。言われてやるのはレベルの低い、子どもちゃんがやること。言われて反省しているようじゃ話にならないね」と足りないものを自覚し、自ら改善していくことを求めた。一人ひとりの意識改革がリーグV奪回の第一歩となる。
報知新聞社
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