モルック世界大会で決勝ラウンドに進出した、左からキングオブモルックのカナイ、森田哲矢、溜口佑太朗、みなみかわ
さらば森田哲矢らの「キングオブモルック」世界大会決勝R進出も1回戦敗退「勝ちきれなかった」
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人気お笑いコンビ、さらば青春の光、森田哲矢(40)らで結成したモルックチーム「キングオブモルック」が21日、フランス・サモエンヌで行われているモルック世界大会のチーム戦、決勝ラウンドに臨み、惜しくも1回戦敗退となった。
キングオブモルックは森田と芸人仲間の、みなみかわ、カナイらで結成し、19年に日本代表として世界大会に初出場。当時は2次予選敗退(79位)だった。今回は各国から168チームが参加する中、1次、2次と予選を勝ち抜き、64チームが進む決勝ラウンドまで進出。勢いを持って臨んだが、地元でも有名だというフランスの強豪チームと激突し、敗退となった。
モルックはフィンランド発祥のスポーツで、12本の木の棒(スキットル)に3~4メートル離れた場所から木製のピン(モルック)を順番に投げ、倒した本数などで得た得点をちょうど50点にする速さを競う競技。コロナ禍でこの2年は世界大会が中止となり、キングオブモルックにとっては今回が3年ぶり2度目の出場だった。
決勝トーナメントは相手と2度戦い、2勝先取した方が勝ち抜けとなる。1戦目は50-34、2戦目は50-49と接戦を落とした。リーダーの森田は「(相手を)追い詰めはしたんですけど、勝ちきれなかったですね。ちょっとのミスの積み重ねでむこうに勢いを渡してしまった感じはありました」と無念の思いをにじませた。それでもチーム最高成績をおさめたことには前向きにとらえ「2024年は函館で世界大会開催なので。あと2年後ですけど、そこに向けてまた目標ができたのかなと思います。2024年は全試合50-0の完全優勝狙います」と意気込んだ。
今大会のチーム戦の決勝ラウンドには日本勢8チームが進出。今回の国別対抗戦では初の3位となるなどモルック界で近年の好成績が評価されており、日本での世界大会開催も決まった。