共通項は「ママ」と「自然体」
復活には時期、自力・他力も含めたさまざまな要素が重なり再ブレークとなる。「運」の要素もあるが、これまでを見ると大半は男性。女性はほとんどいない。
「女性は結婚や出産などで一時的に芸能活動を自重。戻ってきたときは“主婦”“ママ”の新たな肩書が付いて、別な形で再活動する。若い頃のブームを再びというより、形を変えて再ブレークなら可能性はある」
実際、再び注目度を上げている女優も少なくない。
安達祐実(40)は、名子役と言われたが大人になっても「家なき子」のイメージが定着。一時期は女優として伸び悩んだ。結婚・出産・離婚・再婚とスキャンダルも経験。最近は子役の後輩、芦田愛菜とのコンビでウーバーイーツのCMやインスタで発信する美少年のようなファッションが「おちゃめでかわいい」と若者を胸キュンさせている。
広末涼子(41)は、モデルデビューをきっかけに高校生からアイドル女優として一大ブームをつくったが、突然のプッツン行動で世間を騒がせた。私生活でもデキ婚、離婚、再婚とスキャンダルを提供した。
しかし、いまや3人の子供を育てるママとして5月には「ベストマザー賞」を受賞した。最近はトーク番組にも積極的に出演。明るくはじけた様子は「若い頃のちょっとお高い雰囲気が消え、いい感じに年を重ねている」と世間の見る目も変わってきた。
あの高岡早紀は「美し過ぎるママ」で若者に人気
高岡早紀(49)は、美魔女女優の代表的な存在。私生活でも離婚トラブルなどスキャンダルには事欠かなかった。最近は私生活も落ち着き、インスタを発信。ファッション・買い物など日頃の何げない生活ぶりでも「美し過ぎるママ」と若者たちの心をつかんだ。
「若い頃はつくられたキャラを見せる一面もあるが、年を重ね生活も落ち着き、自分の本来持っているキャラをインスタなどで自然に見せられるようになった」という見方もできる。
再ブームの土台はできた。後は3人がどう構築していくか、注目して見るのも一興か。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/cace45ecd2630ef6dd6829ba77cd00e84947e353