<ワールドカップ(W杯)アジア最終予選:オーストラリア−日本>◇24日◇B組◇シドニー
ラジオから、サッカー日本代表を後押しする。ニッポン放送が、24日の日本−オーストラリア戦(シドニー)を実況生中継する(午後5時30分から同8時30分まで)。同局は過去にも日本代表戦の中継を手がけ、Jリーグ開幕の1993年(平5)からJリーグを中継している。
実況担当する同局の大泉健斗アナウンサー(28)が、この日までに日刊スポーツの取材に応じ、意気込みを口にした。
◇ ◇ ◇
勝てばW杯出場が決まる。負ければ、自力での突破が消滅する。天国か地獄の大一番となる。
大泉アナ 「(実況が決まり)最初に聞いた時、『自分でいいのかな?』と思いました。私自身まだまだ若手(28歳)ですし、経験豊富な先輩方もいる中で、W杯出場が決まるかもしれない運命の大一番を担当させていただけるなんて、夢にも思いませんでした。ただ、元々ポジティブ思考なので自分のキャリアにおいて、とても大きなチャンスを頂けたと思い、すぐに『よし、やってやるぞ』という思いに変わりました」
地上波でのテレビ中継はない。インターネット配信のDAZN(ダゾーン)で有料会員のみが視聴できる。多くのファン、サポーターが、ラジオの前で緊張の時を待つことになるだろう。
大泉アナ 「これを機に、ラジオスポーツ中継の面白さや臨場感を1人でも多くの方に知ってもらえたらうれしいです。サッカー日本代表の結果は、国民的関心もかなり高いと思うので、正確に、そして熱く皆様にお伝えしたいです」
同局は過去にも、あと1歩でW杯出場を逃した93年のドーハの悲劇、野人・岡野のゴールで初のW杯出場を決めた97年のジョホールバルの歓喜など、日本代表の歴史的な瞬間を中継してきた実績がある。
大泉アナ 「試合に対する世間の注目度も非常に高いですし、実況資料を作っている段階から、緊張感がまるで違います。先輩アナウンサーから『国際大会の中継は実況アナウンサーも日本代表だよ。しっかりね』と声を掛けていただき、より責任感が増しましたし、重みのある仕事を任せていただいたなと感じました」。
同局でプロ野球、Jリーグ、競馬などを実況担当してきた。そんな大泉アナには、夢がある。
大泉アナ 「W杯は世界中の人たちがサッカーで1つになる、憧れの場所です。いつか『日本、W杯史上初のベスト8進出決定!』と、マイクの前で実況することが今の私の夢です」
まずは今夜。「日本、7大会連続7度目のW杯出場決定!」とリスナーに届けたい。【栗田尚樹】
◆大泉健斗(おおいずみ・けんと)1994年(平6)2月20日。東京都生まれ。立教大。趣味は海外サッカー観戦、映画鑑賞、サウナ、バッティングセンターで打ち込むこと。17年からニッポン放送でリポートなどを担当。その後、実況などで活躍中。主な担当番組はショウアップナイター、Jリーグラジオ。
日刊スポーツ 3/24(木) 13:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/efc151d13e5765ab60a8bbc9c79526f3964f1255
ラジオから、サッカー日本代表を後押しする。ニッポン放送が、24日の日本−オーストラリア戦(シドニー)を実況生中継する(午後5時30分から同8時30分まで)。同局は過去にも日本代表戦の中継を手がけ、Jリーグ開幕の1993年(平5)からJリーグを中継している。
実況担当する同局の大泉健斗アナウンサー(28)が、この日までに日刊スポーツの取材に応じ、意気込みを口にした。
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勝てばW杯出場が決まる。負ければ、自力での突破が消滅する。天国か地獄の大一番となる。
大泉アナ 「(実況が決まり)最初に聞いた時、『自分でいいのかな?』と思いました。私自身まだまだ若手(28歳)ですし、経験豊富な先輩方もいる中で、W杯出場が決まるかもしれない運命の大一番を担当させていただけるなんて、夢にも思いませんでした。ただ、元々ポジティブ思考なので自分のキャリアにおいて、とても大きなチャンスを頂けたと思い、すぐに『よし、やってやるぞ』という思いに変わりました」
地上波でのテレビ中継はない。インターネット配信のDAZN(ダゾーン)で有料会員のみが視聴できる。多くのファン、サポーターが、ラジオの前で緊張の時を待つことになるだろう。
大泉アナ 「これを機に、ラジオスポーツ中継の面白さや臨場感を1人でも多くの方に知ってもらえたらうれしいです。サッカー日本代表の結果は、国民的関心もかなり高いと思うので、正確に、そして熱く皆様にお伝えしたいです」
同局は過去にも、あと1歩でW杯出場を逃した93年のドーハの悲劇、野人・岡野のゴールで初のW杯出場を決めた97年のジョホールバルの歓喜など、日本代表の歴史的な瞬間を中継してきた実績がある。
大泉アナ 「試合に対する世間の注目度も非常に高いですし、実況資料を作っている段階から、緊張感がまるで違います。先輩アナウンサーから『国際大会の中継は実況アナウンサーも日本代表だよ。しっかりね』と声を掛けていただき、より責任感が増しましたし、重みのある仕事を任せていただいたなと感じました」。
同局でプロ野球、Jリーグ、競馬などを実況担当してきた。そんな大泉アナには、夢がある。
大泉アナ 「W杯は世界中の人たちがサッカーで1つになる、憧れの場所です。いつか『日本、W杯史上初のベスト8進出決定!』と、マイクの前で実況することが今の私の夢です」
まずは今夜。「日本、7大会連続7度目のW杯出場決定!」とリスナーに届けたい。【栗田尚樹】
◆大泉健斗(おおいずみ・けんと)1994年(平6)2月20日。東京都生まれ。立教大。趣味は海外サッカー観戦、映画鑑賞、サウナ、バッティングセンターで打ち込むこと。17年からニッポン放送でリポートなどを担当。その後、実況などで活躍中。主な担当番組はショウアップナイター、Jリーグラジオ。
日刊スポーツ 3/24(木) 13:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/efc151d13e5765ab60a8bbc9c79526f3964f1255