マイケル・ジャクソンはデイヴィッド・リー・ロスの開脚ジャンプを真似したことがある、スティーヴ・スティーヴンス語る
2022/02/19 20:50掲載 amass
https://amass.jp/155394/
https://pbs.twimg.com/card_img/1495002816028753926/UGK1FMV9?format=jpg&name=360x360&.jpg
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)は、デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)の開脚ジャンプを真似したことがある。アルバム『Bad』の収録曲「Dirty Diana」に参加しているギタリストのスティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)が目撃した時のことを、Ultimate Classic Rockのインタビューの中で話しています。
スティーヴ・スティーヴンスはビリー・アイドルの相棒として知られています。
エディ・ヴァン・ヘイレンとスティーヴ・ルカサーが参加した「Beat It」の成功を受けて、マイケルは「Dirty Diana」で演奏する別のギターヒーローを求めていました。マイケルのプロデューサーであるクインシー・ジョーンズは、ヴァン・ヘイレンのプロデューサーであるテッド・テンプルマンに連絡を取り、テッドはスティーヴを推薦しました。
「テッドはクインシーに俺を呼んではどうかと勧めて、実際にそうなって、俺はロサンゼルスに行ったんだ。
でも、俺は、ビリー・アイドルの時に慣れ親しんだ方法以外で仕事をすることには慣れていなかったんだ。基本的にビリーと俺、そしてプロデューサーのキース(フォージー)の3人でスタジオにこもって作業をしていたんだ。だから“側近がいて、猿もいるだろうから、クレイジーなことになるだろうな”と思ったんだよ」
スタジオに到着したスティーヴは、慣れ親しんだ仕事場の環境に驚きました。
「スタジオに着いてドアを開けると、そこにはマイケルとクインシー、そしてエンジニアがいて、俺がビリーと仕事していて慣れていたのと同じだったんだ。俺は“家にいるようなものだ。これはクールだ”と思ったよ」
スティーヴは、マイケルが「リズムについては非常に厳密」で、曲の「全体像」についていくつかの提案されたことを覚えていますが、それ以外はマイケルはスティーヴに自由に作らせたという。
レコーディング・セッションは控えめでしたが、スティーヴは、「Dirty Diana」の大規模なビデオ撮影に立ち会ったとき、「究極のマイケル・ジャクソン」を体験したと話しています。
「車を停めると、サウンドステージの外にバンがあって、おもちゃやブランコなどが置かれていたんだ。俺は“わあ、すごい。子供たちの面倒を見てくれるんだ”と思ったけど、“いや、違うよ。これはバブルス(マイケルと一緒に生活したチンパンジー)のためのものなんだ”と言われたんだよ」
(※中略)
マイケルはさらに、スティーヴにこんな話をしたという。
「あるとき、“君はエディを知っているかい?”と言うので“知ってるよ”と答えると、彼は“彼はBeat Itで演奏していたんだよ”と言ったんだ」
スティーヴは「知らない人はいないんじゃないかな」と困惑しながら、「そうだね、マイケル。エディ・ヴァン・ヘイレンが“Beat It”を演奏しているのを知っているよ」と言うと、マイケルは「君はヴァン・ヘイレンが好きかい?僕はヴァン・ヘイレンが好きだよ」と言い、そして、その時、スティーヴはマイケルが忘れられない行動をするのを目撃しています。
スティーヴは「マイケル・ジャクソンがデイヴィッド・リー・ロスの真似をしているところを想像してみてよ。おそらく俺が見たものは、地球上の誰も見たことがないものだね。彼は“みんな見て! ”というのをやっていた(※開脚ジャンプのこと)。彼を完璧に理解していたんだ、その姿勢を。最高だった。その瞬間、俺は自分自身をつねっているような気持ちになった。僕はマイケル・ジャクソンがデイヴィッド・リー・ロスの真似をしているのを見たのか? これは本当に俺が見たものなのだろうか?とね」と話しています。
(おわり)
2022/02/19 20:50掲載 amass
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マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)は、デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)の開脚ジャンプを真似したことがある。アルバム『Bad』の収録曲「Dirty Diana」に参加しているギタリストのスティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)が目撃した時のことを、Ultimate Classic Rockのインタビューの中で話しています。
スティーヴ・スティーヴンスはビリー・アイドルの相棒として知られています。
エディ・ヴァン・ヘイレンとスティーヴ・ルカサーが参加した「Beat It」の成功を受けて、マイケルは「Dirty Diana」で演奏する別のギターヒーローを求めていました。マイケルのプロデューサーであるクインシー・ジョーンズは、ヴァン・ヘイレンのプロデューサーであるテッド・テンプルマンに連絡を取り、テッドはスティーヴを推薦しました。
「テッドはクインシーに俺を呼んではどうかと勧めて、実際にそうなって、俺はロサンゼルスに行ったんだ。
でも、俺は、ビリー・アイドルの時に慣れ親しんだ方法以外で仕事をすることには慣れていなかったんだ。基本的にビリーと俺、そしてプロデューサーのキース(フォージー)の3人でスタジオにこもって作業をしていたんだ。だから“側近がいて、猿もいるだろうから、クレイジーなことになるだろうな”と思ったんだよ」
スタジオに到着したスティーヴは、慣れ親しんだ仕事場の環境に驚きました。
「スタジオに着いてドアを開けると、そこにはマイケルとクインシー、そしてエンジニアがいて、俺がビリーと仕事していて慣れていたのと同じだったんだ。俺は“家にいるようなものだ。これはクールだ”と思ったよ」
スティーヴは、マイケルが「リズムについては非常に厳密」で、曲の「全体像」についていくつかの提案されたことを覚えていますが、それ以外はマイケルはスティーヴに自由に作らせたという。
レコーディング・セッションは控えめでしたが、スティーヴは、「Dirty Diana」の大規模なビデオ撮影に立ち会ったとき、「究極のマイケル・ジャクソン」を体験したと話しています。
「車を停めると、サウンドステージの外にバンがあって、おもちゃやブランコなどが置かれていたんだ。俺は“わあ、すごい。子供たちの面倒を見てくれるんだ”と思ったけど、“いや、違うよ。これはバブルス(マイケルと一緒に生活したチンパンジー)のためのものなんだ”と言われたんだよ」
(※中略)
マイケルはさらに、スティーヴにこんな話をしたという。
「あるとき、“君はエディを知っているかい?”と言うので“知ってるよ”と答えると、彼は“彼はBeat Itで演奏していたんだよ”と言ったんだ」
スティーヴは「知らない人はいないんじゃないかな」と困惑しながら、「そうだね、マイケル。エディ・ヴァン・ヘイレンが“Beat It”を演奏しているのを知っているよ」と言うと、マイケルは「君はヴァン・ヘイレンが好きかい?僕はヴァン・ヘイレンが好きだよ」と言い、そして、その時、スティーヴはマイケルが忘れられない行動をするのを目撃しています。
スティーヴは「マイケル・ジャクソンがデイヴィッド・リー・ロスの真似をしているところを想像してみてよ。おそらく俺が見たものは、地球上の誰も見たことがないものだね。彼は“みんな見て! ”というのをやっていた(※開脚ジャンプのこと)。彼を完璧に理解していたんだ、その姿勢を。最高だった。その瞬間、俺は自分自身をつねっているような気持ちになった。僕はマイケル・ジャクソンがデイヴィッド・リー・ロスの真似をしているのを見たのか? これは本当に俺が見たものなのだろうか?とね」と話しています。
(おわり)