J2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(43)が20日、キャンプ地からオンラインで取材対応し、26年目となる今季目標に「J1再昇格」を掲げた。昨季はわずか出場12試合に終わり、チームもJ2に降格。悔しい思いを味わった。コロナ下でチームを陰で支えるスタッフらに思いをはせた中村は「もう一回J1に戻す、戻してJ1に定着できるチームというのが、支えてもらった人たちにできること」と恩返しを誓った。
今季はFW三浦知良(54)がJFL鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍し、チーム最年長に。そのカズとはチーム始動前に横浜FCの練習グランドで顔を合わせたようで、「また俊らしいプレーして頑張れよ!」などと激励を受けたという。この日「やっぱりカズさんいないのは単純にさびしい」と本音を漏らした中村も「カズさんも頑張ってください!ありがとうございました。また一緒にやれたら良いですね」と返したという。
またこの日はかつて自身が活躍したセルティックで躍動する日本人選手らについても言及。昨夏に神戸から加入し、ゴールを量産するFW古橋亨梧(27)とはLINE(ライン)でメッセージを交換する間柄といい、ゴールを決めた際には「おめでとう」などとやりとりしていることも明かした。さらに今冬には、FW前田大然(24)、MF旗手怜央(24)、MF井手口陽介(25)の3選手が新たに加わり、デビューを果たした17日のヒバーニアン戦でそろって躍動。古巣について「凄く良い環境」と強調したレフティーは「セルティックに日本人がいくだけでうれしい。マリノスの監督として優勝して、その監督(ポステコグルー監督)がセルティックに行くのもうれしいし、行く人はがんばってほしいなと思います」と笑顔で語った。
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