チームも犬も救うんだワン! 阪神秋山拓巳投手(30)が兵庫県丹波篠山市の動物保護施設「アニマル・レフュージ関西 篠山アーク」を訪れ、公益社団法人アニマル・ドネーションに寄付金100万円を贈呈した。プロ野球選手による動物保護の活動はめずらしい。
「犬のために何かできることがないかとずっと思っていた。こうやって(ペットを)手放す方がいる現状をもっと知ってもらいたい」と熱を込めた。幼少期から実家で愛犬ミニーちゃんと親しみ、プロ入り後も「全員で面倒を見るから寮で犬を飼わせてください」と寮長に懇願したほどの愛犬家。家を空ける時間が長く現役のうちは飼えないが、犬関連の動画で癒やされたりと愛は尽きない。この活動も、自らネット検索して同団体の存在を知ったことが始まりだった。
「より、やりたいことが明確になった。僕にぴったりなんじゃないかな。だんだん広げていきたい。いい気持ちで手伝わせてもらうには野球を頑張らないといけない」。マウンドでは先頭打者、初球など「1(ワン)」を大事にしているという昨季10勝右腕。目標の3年連続2桁勝利、そして優勝でワンダフルな1年にして、福祉活動にも全力投球する。【柏原誠】
日刊スポーツ
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